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「大会があることを信じてトレーニングに励みたい」―オンライン取材企画・相撲部

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、明かりが消えたスポーツ界。大学スポーツも開催予定だった各大会の中止や延期といった影響を受けています。4年間というタイムリミットがある大学スポーツ。このような出口が見えない状況の中、大学生アスリートたちはどのような思いで1日1日を過ごしているのか。中スポを通して、この1年を戦う選手・スタッフの皆さんの声をお届けできればと思います。第20回は相撲部。主務の齊藤匡平選手(文4)にお話をお伺いしました。

※この取材は5月14日に電話にて行われたものです

▲47年ぶりに優勝を果たした昨年の東日本インカレ

 

――現在の部員の様子を教えてください

「みんな実家に帰っているので、それぞれが考えてトレーニングをしたり、体重を増やすだったりをやっています」

 

――部員同士での連絡は取っていますか

「学部ごとにLINEでグループを作って、授業とかそういう面で後輩をみてあげるようにしています。練習の方はトレーナーの方がこんなトレーニングがあるよ、みたいな感じで教えてくれたりしています。あとは、各自考えてトレーニングを行っています。」

 

――本来の目標を教えてください

「東日本選手権が5月の終わりにあって、それに向けて練習をしていたんですけど、今は中止を延期になったので今は、目標が定まっていない状態です。大会があるのかもわからないので」

 

――モチベーションは保てていますか

「大会があると信じてやるしかないんじゃないんですかね」

 

――各自で行う練習はどのように取り組んでいますか

「施設とかもやってなくてトレーニング器具もないので、自重のトレーニングしかできない状態です」

 

▲昨年の東日本インカレ100㎏未満級で準優勝した齊藤

 

――今一番苦労していることはなんですか

「練習ができていないことです。対人の競技なので練習ができていないと、苦労してるっていうより、しょうがないです」

 

――このような状況になり発見はありましたか

「どの部活もそうだと思うんですけど、みんなで練習していることが当たり前じゃないんだなと思いました」

 

――意気込みを教えてください

「今年、自分にとっては最後の年なので大会があることを信じて、トレーニングに励みたいと思います」

 

――ありがとうございました

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部