2024年10月11日 中央大学多摩キャンパス
2024オリンピック・パラリンピック競技大会に出場された卒業生、在学生の報告会を行った。対面では岡澤セオン選手(法学部2018年度卒)、宮浦真之選手(文学部2019年度卒)、永野雄大選手(法学部2021年度卒)、上野優佳選手(法学部2024年度卒)が、オンラインでは、日向楓選手(理工学部1年生)、杉岡尚樹選手(商学部2017年度卒)、古俣聖選手(法学部2020年度卒)、部井久アダム勇樹選手(法学部2022年度卒)が参加した。
選手の方々は、オリンピック・パラリンピックの感想とともに今後の活動についての話や、次のオリンピック・パラリンピックに向けての思いを語った。
報告会終了後、選手たちは質問コーナーや写真撮影を通して、和やかな雰囲気で学生との交流を楽しんだ。
▲中央ポーズでの写真撮影の様子
パラ水泳に出場し、複数種目で好成績を残した日向楓選手は「ロス大会を目指して頑張ります」と次のオリンピックに向けた意気込みを語る。フェンシング男子フルーレ団体で金メダルを獲得した永野雄大選手も「次のロスでは個人団体ともに金メダルを取ってまたここに戻ってきたい」とコメント。「この金メダルは自分1人の力ではなく、学友会の皆様のサポートや周りの人たちの支えがあったからこそ獲得することができたと思っています」とオリンピックを振り返る。
▲永野雄大選手
同じくフェンシングで、女子フルーレ団体史上初の銅メダルを獲得した上野優佳選手は「今回は有観客だったのでとても緊張しましたし、たくさんの観客の中で戦える喜びもすごく感じていました」と無観客で行われた東京五輪との違いを明らかにした上で「正しい努力をしていれば自分の叶えたいことに近づくと思っているので、挫折したとしても上を目指して頑張っていってほしいです」と夢を追う学生たちに向けたメッセージを残した。
▲上野優佳選手
フェンシング男子エペ団体に初出場し銅メダルを獲得した古俣聖選手は「出場が決まったときとメダル獲得したときにSNSでたくさんの応援と祝福のメッセージをいただいて、改めてたくさんの方に応援していただけていると感じることができました」と感謝を述べた。
「実際にレースのスタートにつけると観客の多さや他の国がどれくらいの思いで臨んでいるかなど圧倒されることばかりでした。」と振り返るローイング男子軽量級に出場した宮浦真之選手だ。「ただそういった中でも日本からの応援を受けて全力を出すことができました」。と応援の力を明かす。
▲宮浦真之選手
ボクシング男子71㌔級に出場した岡澤セオン選手も「皆さんの応援のおかげで一生懸命頑張ることができたのですが、結果で返すことができなかったのは悔しいです。ただ本当にたくさんの人に応援してもらえたパリオリンピックは僕にとってすごくしあわせな経験でした」と語る。
▲ 岡澤セオン選手
ハンドボール男子に出場した部井久アダム勇樹選手は在学中フランスでハンドボール留学という経験を積み、東京と2大会連続の出場になりました。「ハンドボールはまずオリンピック常連国になるところからスタート。次のロスオリンピックにも続けて出ることで日本のハンドボール界の成長に繋がると思っています」とコメントすると、同じくハンドボール男子杉岡尚樹選手は「この経験を活かしてこの先の競技人生も頑張っていきたいと思います」と既に先を見据えていた。
—学生時代の思い出はありますか?