• Twitter
  • facebook
  • instagram

東都春季リーグ開幕直前!連続インタビュー②〜石田裕太郎

昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった東都大学野球春季リーグ戦ですが、今年は感染対策をした上で3月29日(月)に神宮で開幕します!!昨年の秋季リーグではコロナ特例で入替戦が見送られ、7校で戦うという異例の春リーグ。今回はより厳しさの増したリーグ戦を戦い抜く5選手のインタビューを、5日間に分けてお届けします。第2回目の今回は、昨年の秋リーグで新人ながらチーム最多の8試合に登板した新進気鋭の投手・石田裕太郎(経2=静清)です。※4月からの学年表記です。

 

〈石田裕太郎〉

▲ 抜群のコントロールで相手バッターをねじ伏せる

 

(昨秋の活躍を振り返って)

「去年は一年目で自分としても初めてのシーズンだったので、最初の方は結構緊張したんですけど、だんだん慣れてきていい経験ができたんじゃないかなと思います」

 

(昨年のリーグ戦で印象に残ってる試合)

「最終カードの亜細亜大のときに2試合登板させてもらって、相手のバッター陣の粘りというかレベルの高さを痛感したので、そこで自分が成長しないといけないかなということを感じました」

 

(東都の強豪チームや選手と対戦した感想)

「うまくいったなっていうこともあれば、自分の実力がまだまだ足りないなと思う点やもっとこうすればよかったなって思う点が結構あったので、そこは改善したいなと思います」

 

(リーグ戦で得られた技術的な課題点)

「根本的な部分で、ストレートの強さや変化球の精度は今年に入って一番課題にしてるポイントです」

 

(法政大戦で投げ合った三浦銀二投手をはじめ他大学の投手から得たもの)

「去年もそうだったんですけどずっとAチームに帯同させていただき、レベルの高い投手がどんどんドラフトで指名されていくの見る中で『すごい球投げるな』、『いい球投げるな』って感じましたが、やはり一番は試合の中でどう組み立てていくかという点でバッターに対してすごく考えてるなと感じました」

 

(自身が今重点的に取り組んでること)

「ずっと課題にしているのは、真っすぐの精度と変化球のコントロールの二つで、ちょうど今、課題にしているのは、試合に入っていく中でバッターの癖をどう見抜けるかという部分です」

 

(東都リーグで注目するバッター)

「ちょっと正直誰がいるのかが分からないんですけど、すべてのバッターに集中して投げていきたいなと思います。誰とかではなくて」

 

(キャッチャーの古賀さんが主将になって練習方式などはかわったか)

「そんなに大きくは変わってないんですけど、ただキャッチャーの古賀さんがキャプテンとして指揮を執ることによって守備だけでなく、全体にまとまりが出たなっていうのを感じています。また、今年に入ってピッチャーの皆川さんがピッチャー陣のリーダーになり、皆川さんを中心に自分たちが付いていく形で意識高くやってきているので良いかなと感じていますね」

 

(皆川選手から技術的なアドバイスをもらうことはあるか)

「変化球をなるべく真っすぐのときと同じような腕の振りにしようよとか、客観的に指導してもらってることが多いですね。逆に自分がアドバイスを聞いたりすることも結構あります」

 

(古賀主将からもアドバイスをもらっているか)

「そうですね。大体は古賀さんと二人でバッテリーを組んでいるので、古賀さんの思ったこととかを伝えてもらい、自分で改善していく感じですね」

 

(昨秋の自分を100点満点中何点)

「全然まだまだ50点とかですけど、1年目にしては自分の球が通用するなと感じたので、そこまで深刻には考えてなかったです」

 

(牧・五十幡選手が指名されて注目度があがった中大硬式野球部でプレーすることについて)

「自分が少年野球から始めてきて、今まで満足できる環境でプレーしてきましたが、中央大学野球部のようなよりレベルの高いチームでやらせてもらってることにまず感謝してやっています。周りのレベルが高い分、自分も頑張らなきゃいけないなっていう気持ちを持っています」

 

(新入生の印象)

「やっぱり中央大学っていう名門大学なので、レベルの高い選手が集まいますが、全員がライバルだと思ってやってますし、逆にいいところを自分が吸収してやろうっていう気持ちでいます」

 

(リーグ開幕が近いがコンディションはどうか)

「そうですね。調子は全然悪くなく、良いです。あとは自分のが思った通り体が動けばいいと思います」

 

(リーグ戦への意気込み)

「チーム全体としては『リーグ優勝、全国制覇』を目指していますし、個人としてはやっぱり最優秀防御率っていうタイトルがずっと心の中にあるので、防御率が低ければチームの勝利に関わってくると思うので防御率を気にして頑張っていきたいなと思います」

 

 

石田裕太郎(いしだ・ゆうたろう)

生年月日:2002年1月22日

学部学科:経済学部・公共環境経済学科

身長・体重:180㌢・74㌔

出身高校:静清高校

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部