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“集中力”で筑波撃破!圧巻勝利でリーグ最終戦へ─関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対筑波大戦

2025年5月18日 国士舘大学多摩キャンパス

前日に日体大を圧倒し、日大戦での初黒星から見事な立て直しを見せた中大は、難敵・筑波大と対戦。前半は拮抗した試合展開となるも、後半に見事な攻撃と守備で点差を開き圧巻の勝利を飾った。

▲シュートを放つ藤川淳(法3)

前半序盤、まずは伊禮颯雅(法4)が先制弾を決め、チームに勢いをもたらすと、立て続けのゴールで一気に3点差とリードを広げる。さらに藤川も得点を重ね、前半序盤は主導権を握る。しかし、前半中盤から相手の反撃にあい、次第に流れが傾くと、立て続けに4失点を喫し、同点に追いつかれる。それでもGK石田龍ノ介(文2)のビッグセーブにも支えられながら、互いに一歩も譲らぬ攻防が続き、19−19のまま前半を終えた。

▲パスを送る南城魁星(法1)

後半は立ち上がりに2点を先行される苦しい展開に。それでも中島大智(文3)や伊禮が冷静にゴールを決め、試合は再び拮抗。そして石田の好セーブから市原駿太(法2)、永森悠透(法2)が続けざまに得点を挙げ、筑波大を3点差に突き放した。その後は守備でも集中力を切らさず、筑波大の反撃を封じ込める。さらに古澤宙大(法1)、南城らのゴールに加え、小沼優(文4)も得点を挙げ、チームが大きく沸く。

終わってみれば40−34。後半の圧巻のパフォーマンスで、見事な勝利を飾った。

▲得点後の小沼

セーブでチームに貢献したGK石田は「後半も集中力を持ってやるのがチームの課題だった」と話し、「ここ2試合は前半競って後半で点差を開いて突き放すというのが出来ている」とチームとしての手応えを口にした。

次戦はリーグ最終戦となる国士大戦。勝利数で並ぶ相手を打ち破りリーグ戦を締めくくることができるか。

 

◆試合結果◆
○中大40 - 34筑波大●

 

◆コメント◆
【石田選手】

–今日の試合運びについて 

最近の試合で前半リードして後半追いつかれるという試合が続いていて、そこはチームのみんなでも話していて、後半も集中力を持ってやるのがチームの課題でした。ここ2試合は前半競って後半で点差を開いて突き放すというのが出来ているので、みんなで集中力を持てているのではないかと思います。

–今日の試合運びについては理想的?

そうですね。プラン通りといったらあれなんですけど、後半に中大のハンドボールができてしっかり勝てたかなと思います。

–ディフェンス面について良かった部分

筑波はどんどん打ってくるので、ロングシュートを打たれる時にしっかり3枚目のどっちかが片方出るとか、2枚目がしっかり当たるとか、昨日話した部分があったので、作戦通りにできたんじゃないかと思います。

–今日の自身の働きについて

前半は良くもなく悪くもなくみたいな感じで、後半の最初で4連続くらいで決められちゃってちょっと沈みそうな感じがしたんですけど、ちゃんと立て直せたかなと思います。

–気持ちの切り替えはどんなことを意識している?

切り替えは試合中にセーブ率を考えるようにしていて、1本決められても「また次1本止めればいい」みたいな感じで結構楽観的に考えるような感じです。

–リーグ最終戦・国士大戦に向けて

相手も7勝1敗で自分たちと同じで、勝ったら優勝、負けたら2位になっちゃうので絶対勝てるように頑張ります。

 

◆お知らせ◆
次戦は5月25日(日曜日)に国士舘多摩体育館で行われる対国士大戦です。

 

(記事、写真:山口周起)

 

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