• Twitter
  • facebook
  • instagram

海外の強豪に対して掴んだ確かな収穫─ハワイ大学交流試合

2026年10月8日 東京都・中央大学附属中学校高等学校第2体育館

2026年度NCAA全米選手権で3度目の制覇を果たし、全米トップクラスの実績を持つハワイ大バレー部との1戦。
圧倒的な高さや力強さを持つ相手に対していつもの中大バレーで互角の試合を展開。この先に控えるリーグ最終盤からインカレ、天皇杯に向けて確かな収穫を得た。

スターティングメンバー

#4 OH 笹本穏(総4)

#5 OH 舛本颯真(総4)

#6 S 藤井千丸(経4)

#12 MB 秋本悠月(総3)

#13 OP 尾藤大輝(経3)

#17 MB 神﨑優(総2)

#1 L 土井柊汰(文4)

舛本のサーブから始まったこのゲームはいきなり神﨑のブロックで先取点を取ると、尾藤のスパイクなどで立ち上がりから4点を連取し、大幅リードを得る。
その後、相手の打点の高いスパイクや強烈なサーブ、秋本が「経験したことがない」、坂本アンディ世凪(総3)が「コースが見えない」と話すほどの強固なブロックに苦しめられ、一時は2点差まで詰められるものの、現在秋リーグでサーブランキングで2位にランクインしている尾藤のサーブで相手を崩し、主将の土井が安定したレシーブを見せ、藤井のトスで相手を翻弄し、秋本、神﨑、舛本、笹本がスパイクにブロックに奮闘するいつも通りの中大バレーを高さや強さが普段の大学生に比べて格段に異なる相手に対しても遂行し、25-21で第1セットを得た。

▲安定したレシーブでチームを支えた土井

続く第2セット、序盤に笹本が高いブロックに完全に封じ込められ苦い表情を見せる。その後サーブカットを乱され、攻撃に繋げられず4-7の3点差をつけられ中大は1回目のタイムアウトを要求。体制を立て直した後は、相手のブロックを使った点の取り方が多くなったように見えた。笹本のサービスエースや舛元が3枚ブロックを軟打で切り抜け、点差を1点差まで縮める。しかし、その後流れは相手に傾き始めた。中大のブロッカー陣が食らいつくも多彩で高い攻撃を止められず徐々にまた点差を離され19-25でこのセットを落とす。

▲スパイクを放つ坂本

坂本と中村が入り、攻撃のリズムを変え第3セットが進む。坂本は3枚ブロックを打ち抜きゲーム内で存在感を見せる。神崎と中村の2年生コンビもコートで積極的なプレーでチームに勢いをもたらした。坂本のバックアタックが決まり20点台に先に達し25-22でこのセットを取り切る。

▲相手ぼスパイクをブロックする坂本(左)と神﨑(右)

第4セットは相手の高い角度からの強烈なサーブに苦戦しながら中大が追いかける状況が続く。現在進行中の秋季リーグでブロック決定本数で1部リーグ2位の成績を持つ神崎がここでもその力を発していた。途中出場した進藤悠(文3)が、スパイクを拾いこれを伊藤蒼眞(総4)が得点に繋げ同点に追いつく。しかし、ブレイク出来ず22-25で最終セットを終える。

全米トップクラスの実力を誇る相手に対し、互角の戦いを繰り広げた中大。秋季リーグに向けて大きな収穫を得る一戦となった。今試合では多くの選手が活躍を見せ、チームの総合力の高さを示した。秋季リーグは残り3戦。チーム一丸となって戦い抜く中大の姿に注目だ。

◆試合結果◆
中大 (25ー21、19-25、25-22、22-25 ) ハワイ大

◆コメント◆

中央大学 #11 OH 坂本アンディ世凪(総3)

──高さであったり強さが特にリーグ戦とは違う相手でしたが、対戦して感じたこと

全米一位の相手で、フィジカルの面で自分たちよりも遥かに上というのを痛感しましたし、そこでの点の取り方であったりというのは、今日の試合の中も結構目立っていたんじゃないかなと思います。

──アンディ選手は今日かなり好調だと感じたが、途中出場で意識した点であったり、チームとしてフィジカルでは勝てない相手に対してのバレーで意識したこと

やっぱり高さだと絶対に勝てないので、スパイク打つ際に指先を狙うであったり、個で勝負していかないと言うか、チーム全体で勝負していくという感じです。

──相手の選手の中で印象に残った選手はいましたか?

ミドルブロッカーの選手(#20 Trevell Jordan)がめちゃハイジャンパーで、ブロックの手の出し方とかも日本じゃ見たことないような出し方だったので、結構非日常的を味わえたなと思います。

──ここまでのリーグ戦を振り返って

チーム全体を通してまだ1番に立ったことのないチームなので、常にチャレンジャーという精神を持ちながら、順天堂大学さんとの試合というのも、個人個人がしっかりと自分自身の仕事を徹底するというのはそれが組み合わさった結果ああいうゲーム展開になれたというのはあったので、この後のリーグであったりも自分自身の仕事をしっかりと全うして、戦っていけたらなと思います。

中央大学 #12 MB 秋本悠月(総3)

──今日の試合を振り返って(スパイクの強さやブロックの高さ)

自分自身アンダーカテゴリーのアジア選手権や世界選手権に選んでいただいて、こういう機会は他の人よりはあったんですけど、やっぱりアメリカくらいのこういう高さというのはまだ経験したことがなかったので、高いなっていうか、びっくりするくらいの高さでした。

──ここまでのリーグ戦を振り返って

秋リーグの初戦(9月5日対専大戦)はチームの状態的に良くなくて、それは相手にやられたとかじゃなくて、チームの雰囲気が悪かったり、練習に対する向き合い方が悪かったりで、それを修正して先週の勝ちに繋がったと思うので、全カレに向けての秋リーグという意味では、いい流れが来てるんじゃないかなというふうに思います。

──今週末の試合はないが、どのように過ごしたいか

1週開くことで結構チームの状態というか雰囲気が変わったりするので、そこがなるべく変わらないように先週と同じいい雰囲気のまま迎えられるようにルーティンを崩さずみんなで練習に励んでいきたいと思います。

──秋リーグも残り3試合どのように試合を進めたいか

このまま全カレに繋がる秋リーグになるように全員で頑張りたいと思います。

◆お知らせ◆
次戦は10月17日(土曜日)に小田原アリーナで行われる対駒大戦です。

(記事:鈴木朔太郎、加清容子、写真:鈴木朔太郎、平井琉偉)

公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)