2024年５月12日 日体大健志台キャンパス米本記念体育館
スタメン（サーブローテーション順）
10 OH 梅本春之助（総３）
３ MB 山﨑真裕（総４）
１ OH 柿崎晃（商４）
18 OH 舛本颯真（総２）
４ MB 山根大幸（商４）
５ S 村上連（経４）
20 L 土井 柊汰（文２）
12 L 山田凛久（商３）
前回の試合では、全勝中の強力な相手・早大をフルセットの末に倒した中大。勢いそのまま守備、攻撃ともに総合的な強さを見せ、東海大相手にストレートで勝利。勝数を８に伸ばし、順位は早大を抜いて一位に。単独トップに躍り出た。
▲スパイクを決め、雄叫びを挙げる梅本
山﨑のブロックから始まった第一セット。クイックなどの速い攻撃を駆使しながら、テンポよく得点を重ねる。東海大の199センチの長身に阻まれ、セットポイント目前で三連続で失点。24−23の接戦に持ち込まれるも、先制点を挙げた山﨑がセットポイントも決め第１セットを先取した。
▲活躍を見せた舛本
第２セットは東海大に先制点を許し始まるも、すぐさま舛本のアタックにより点を取り返す。５点まで拮抗した試合が続いたが、相手のミスやセッター村上のブロックにより５連続得点を決め、一気に東海大を引き離した。その後も相手に連続得点を許さず、勢いそのままこのセットも中大が手にする。
▲喜ぶ選手たち
このセットを取れば勝利が決まる第３セット。序盤から東海大が３連続得点を決め相手が勢いに乗ろうとしたその時、主将柿崎がブロックアウトをもぎ取り流れを引き寄せる。４連続、３連続と点を重ね逆転に成功。そこからリードを一切譲らず25−23のスコアで３セット目も手にし、ストレート勝利を収めた。
この試合、梅本と舛本の決定率の高さが光った。司令塔の村上は「東海で相手、ミドルがでかくて、両サイドの小っちゃかったんで。（舛本）壮真、うちのエースと（梅本）春之助、オポの打点を活かしてトスあげたら、楽ではないですけど、いい感じになるかなと思った」と戦略を話す。約２メートルの大きな壁から逃れるための策略がドンピシャにハマった試合展開だった。
また、この日まで１位の座を譲らなかった早大が順天堂大にストレートで敗北したため、中大の順位は単独トップに。優勝まではすぐそこだ。
◆試合結果◆
〇中大 ３－０ 東海大●
３ (25－23、25－21、25－23) 0
◆お知らせ◆
次戦は５月１８日（土曜日）に慶應義塾日吉記念館で行われる対明戦です。
（記事・写真：浅野詩多）
公式X（@chudaisports）
Instagram（@chuspo_report）
