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危なげない試合運びで快勝。リーグ5連勝達成!ー関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 対順大戦

2025年5月4日 明治大和泉体育館

春季リーグ開幕から負け無し4連勝中の中大。直近の試合では、激しい攻防の末に接戦を制する展開が目立つ。5戦目の相手は順大。前半から試合の主導権を握り、大幅リードで試合を折り返す。後半も勢いは止まることなく、巧みな攻守でリードを保ち、快勝した。

▲ボールを持つ永森

前半、7㍍スローで順大に先制点を奪われると、シュートで連続得点を許す。しかし、伊禮颯雅(法4)や中島大智(文3)が相手のディフェンスの隙をつくシュートを立て続けに決め、流れを引き寄せる。中盤には、永森悠透(法2)が体勢を崩されながらも強烈なシュート、中島が相手のディフェンスをかいくぐる高度なシュートを放ち、会場では歓声が沸いた。GK石田龍ノ介(文2)の好セーブもあり、強固なディフェンスで相手に得点を許さず、中大は7連続得点を挙げる。試合を優位に進め、23-14で前半を終える。

▲ボールを持つ藤川淳(法3)

後半序盤は立て続けに2点を失うが、2分30秒ごろから近藤ダノベン優一郎(法4)が2得点を挙げ、流れを渡さない。8分台から得点を奪えず、相手に連続失点を許す展開となり、一時7点差まで詰め寄られるも、10分35秒から、伊禮、近藤、長谷川惣唯(法3)の3連続得点で再び突き放す。終盤は相手の攻撃に対してGK小幡駿陽(法1)がビッグセーブでゴールを死守。ラストプレーでは華麗な連携から近藤がゴールを奪い試合終了。終始危なげない試合運びにより43-32で勝利し、春リーグ無傷の5連勝を飾った。

▲シュートを放つ古澤宙大(法1)

攻撃で躍動した近藤は試合後「後半の立ち上がりで一から切り替えて、また前半と同じ展開でやろうという気持ちでやっていたので、それが形となって良かった」と試合展開への手応えを語った。連勝街道をひた走る中大は次戦、日大と対戦する。

 

◆試合結果◆
〇中大 43(23-14、20-18)32 順大●

 

◆コメント◆

【近藤選手】

──今日の試合を振り返って
前半の展開が、以前明大さんとやったときに似ていて、後半の立ち上がりで一から切り替えて、また前半と同じ展開でやろうという気持ちでやっていたので、それが形となって良かったなと思っています。

──試合内容としては満足?

そうですね。みんな各々シュート決めていて、ディフェンスもやっていたので、この点数の形になっているかなと思っています。

──自身の働きについて

たまたま今回の試合は外さなかったので、そこが流れ的な面でもいい役割を果たせたんじゃないかなと思います。

──周りとのコンビネーションで意識していること

みんな日頃の練習から常に会話して、こういう時はこうというのは、言葉無しでできるようになっているので、あまりそこのところはないですね。練習でやっていることができているかなという感じです。

──次戦・日大戦に向けて

今日と同じような展開になるか分からないんですけど、守って攻めて、点を決められたら勝てるゲームだと思うので、次も切り替えて頑張りたいです。

 

【永森選手】

──今日の試合振り返ってチームとしてはいかがですか

ベンチの人たちも含め皆が自分の役割を果たしたかなと思います。

──ご自身の活躍について

今日はあんまり良くなかったですね。今後もっと活躍できるように頑張ります。シュートの決定率を100%にしていきたいです。

──点差が開き、選手の入れ替えの多い試合でしたが、他の選手との連携は良かったですか

常に皆一つになってプレーしているので、問題なくできたと思います。

──次回の日大戦に向けて意気込みをお願いします

日大もとても強いチームなので、しっかり対策して勝ちたいと思います。

 

◆お知らせ◆
次戦は5月10日13時00分から三郷市総合体育館にて行われる対日大戦です。

 

(記事・写真:山口周起、福島佳那子)

 

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