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優勝を追う中大、残留を懸ける東洋大―互いの執念が交錯する絶対に譲れない決戦の第4節展望「中大スポーツ」新聞部&「スポトウ」共同執筆

中央大学展望

 春季リーグ戦の覇者国学大、昨年秋までリーグ六連覇をしていた青学大から勝ち点を取り勢いに乗った中大だったが前節では立正大に連敗で今季初めて勝ち点を落とし、優勝へ黄色信号がともった。

 前節の2試合ともに先制され苦しい展開の中で一時は同点に追いつくも終盤に投手陣が踏ん張れず2試合連続で三浦(立正大)に決勝打を打たれて敗戦した。

 攻撃陣では、横谷塁(文1・立命館慶祥)が打率3割4分6厘と絶好調。打点も現在リーグ2位の8打点と勝負強い打撃を見せ、これまでの勝ち点獲得に貢献している。前節の立正戦ではノーヒットに終わった悔しさをこのカードで晴らせるか。

▲安打を放ち喜ぶ横谷(左)

 投手陣は東恩納蒼(商3・沖縄尚学)と子安秀弥(経3・東海大相模)の経験豊富な2人が先発を務め、スクリューが武器の左腕、下重賢慎(文1・健大高崎)へとつなぐのが盤石な継投となっている。先発する東恩納と子安がどれだけ長いイニングを投げられるのかがカギとなってくる。

▲投球する東恩納

 そんな中大が第4節で対戦するのは春季リーグ戦で最終戦まで入替戦回避を懸けて戦った東洋大。春季リーグ戦では3戦ともに2点差以内と手に汗握る試合が展開された。東洋大は前節で春季リーグ戦の覇者国学大から勝ち点を獲得し勢いに乗っている。石澤(東洋大)が主に1戦目で登板し試合を作ってきたが対国学大3回戦では主将を務める大坪(東洋大)が大学初完封を果たし、攻撃陣も第3戦で決勝本塁打を放ち2試合連続で打点を挙げている山内(東洋大)など投打の主軸が復活を遂げている。

 優勝戦線に残るためには勝ち点獲得が必須となる中大。運命の第4節、対東洋大1回戦は10月13日火曜日9時、明治神宮野球場でプレイボールを迎える。

東洋大学展望

春の王者を破り、反撃ののろしを上げた東洋大。開幕5連敗と苦しい戦いが続いたが、前カードの國學院大戦では2連勝を収め、今季初の勝ち点を獲得した。投打がかみ合い、チームは勢いを取り戻しつつある。次なる相手は中大。混戦を極める「戦国東都」で、さらなる巻き返しを狙う。

前カードでは投手陣の好投が光った。第1戦では先発・石澤順平(総2=木更津総合)が白星こそ逃したものの、持ち前の制球力を武器に粘投。青学大2回戦では10回を投げ、7奪三振、無四死球の好投を見せるなど、その安定感は今季も健在だ。第2戦では2年生左腕・馬庭優太(総2=大社)が5回を無失点に抑え、春の立正大1回戦以来の白星を手にした。さらに第3戦ではエース・大坪廉(総4・智辯学園)が復調。力強い直球を軸に3安打4奪三振の好投を披露し、リーグ戦初完封勝利を飾った。エースの復調は、チームにとって大きな追い風となりそうだ。

▲エース・大坪が復活

一方、打線では山内教輔(総3=東海大相模)が勝負強さを発揮。國學院大第2戦では同点の8回に勝ち越しの適時三塁打を放ち、今季初勝利を呼び込んだ。接戦を勝ち切るためには、好機を確実に得点へ結びつける攻撃が不可欠だ。勝負どころでの一本が鍵を握る。

▲積極的な打撃でチームをけん引する山内

対する中大は、ここまで青学大、國學院大から勝ち点を挙げるなど、その実力は侮れない。東洋大としては投手陣が持ち味を発揮し、打線が援護できるかが勝敗を左右する。

春季リーグでは最下位に沈み、入れ替え戦を経験した東洋大。今季も苦しい船出となったが、國學院大戦でつかんだ勝ち点1は、巻き返しへの大きな一歩となった。この勢いを確かなものとし、次なる勝ち点をつかめるか。東洋大の逆襲は、ここからが正念場だ。

(記事:紀藤駿太(「中大スポーツ」新聞部)、福田和奏(東洋大学スポーツ新聞編集部)写真:「中大スポーツ」新聞部、東洋大学スポーツ新聞編集部)

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