2025年8月31日 アミノバイタルフィールド
ついに2025年度リーグ戦が開幕した。初戦に対するのは、TOP8の王者に君臨する法大。試合が終わるまで懸命に戦い抜いたが、今シーズンは黒星発進となった。
中大のキックオフにより第1Qが始まる。序盤から法大にファーストダウンを獲得され押された中大。タッチダウンも奪われ、7得点の先制点を許す。第1Q終盤には中大が三度のファーストダウンを獲得し、#15小林隼人(商2)のフィールドゴールにより3点を奪い返した。
▲試合中のRB山口典誠(商2)
第2Qも序盤、法大にタッチダウンによる追加点を許す。その後中大もファーストダウンを複数回獲得し盛り上がりを見せたが、惜しくも得点にはつながらなかった。終盤には法大の攻撃を守り切り、3-14で後半戦へ。
▲タッチダウン獲得のため奮闘するWR宮澤光士郎(経4)
ハーフタイムを挟み、中大のレシーブで第3Qが開始。序盤、QB小野一真(法2)からハンドオフをうけたRB山口が相手を掻い潜って走り、約40ヤードをゲイン。しかしその後プレーを繋げられずフィールドゴールを試みるも失敗。終盤、法大の攻撃でタッチダウンパスは阻止するが、フィールドゴールを決められ17-3で第3Qが終了。
第4Q、14点差を追う中大は序盤の法大の攻撃をしのぎ、反撃の糸口を探る。QB畑尾櫂(商2)のロングパスをWR吉原聖也(商3)が巧みにキャッチしてチャンスを拡大すると、パスプレーを軸にタッチダウンを狙いにかかる。だが、パスはつながらず攻撃権は法大へ。最後まで果敢に挑んだものの、反撃は実らず試合終了となった。
▲試合終了後の中大選手たち
◆試合結果◆
●中大3(3-7、0-7、0-3、0-0)17法大〇
◆コメント◆
WR松岡大聖主将(法4)
──今日の試合を振り返って
本当あと一歩のところ、あと一歩の連続というか、詰めの甘さが目立ったかなという印象です。そんなに点差ほどの差はないと感じましたし、今までやってきた分の甘さが出たのかなという印象です。
──次戦への意気込み
今回の負けをしっかり受け止めて、足りなかったところをもう一回やり直して、もう一段階二段階ギア上げて、しっかり気持ち整えて試合臨みたいと思います。
RB山口典誠
──今日の試合を振り返って
去年の冬から、負けてから法政っていうのは決まってたんですけど、それに向けてみんなで準備してトレーニングもプレーも突き詰めてやってきたんですけど、それができなかったことが正直に悔しいですね。
──今日のベストプレーは
外に走り込んだことですかね。
──これからのリーグ戦へ向けて
まだまだリーグは続くので、3位まで出れるので、次の早稲田戦に勝てるように頑張っていこうと思います。
◆お知らせ◆
次戦は9月14日(日)にアミノバイタルフィールドで行われる対早大戦です。
(記事:藤野真紘・沼澤春日、写真:紀藤駿太)
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