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男子個人優勝!男子団体も3位と新体制好スタート─ 全関東学生自動車運転競技選手権大会

2022年3月21日 警視庁交通安全センター

大会前日にコース発表というタイトなスケジュールの中、新体制となった中大の選手たちは自分たちのペースを崩さず見事男子団体で3位、個人でも男子小型貨物の部で渡邊知成(商2)が優勝、尾形莉欧(国経2)が2位、中村優斗(法1)が3位と順調なスタートを切った。

「フィギュア」競技は主に運転技術を競う競技であり、「ダートトライアル」や「ジムカーナ」とは違い、より正確な運転を求められる。得点は主に加点式で、狭い指定されたコースをタイヤで踏むことによる「接」や、それを踏み越えてしまった場合の「脱」、急発進をしないかといった運転を見られる「同乗点」など細かいルールがある。

男子小型乗用の部Aで出場したのは水口来夢(商2)。主将として臨んだ今大会だったが、自身の評価を「50点」と振り返り、「途中までは良かったが、一か八か攻めたら失敗してしまった」(水口)と、タイムでの減点はなかったものの小さなミスが重なり8位という結果となった。前回大会で初出場ながら3位という結果を残している水口はチームメイトから「車の熱意は彼はすごい」と言われるほどであり、今後どのように修正を重ねるか注目だ。

▲丁寧な走りが持ち味の水口 提供:自動車部

男子小型乗用の部Bで出場したのが中村。「タイムがちょっと伸び悩んでしまったのが、悪かったかなと思います」(中村)と語るように、タイムでの減点がある以外はミスがなく、安定した記録を残した。自身の持ち味は勢いであると自負する中村だが、本来のプレースタイルではない慎重さを見せた競技だったと振り返る。入部してから1年で迎えた今大会、目標は「ダートかジムカーナの選手になることです」(中村)と、ステップアップへの意気込みは十分だ。

▲安定した走りで結果を残した中村

男子小型貨物の部Aには尾形が出場した。今年の目標は「こけないこと。技量がなくて置きにいくことしかできないので」と謙虚な姿勢を見せる尾形だが、競技の内容は実力を示すのに十分なものであった。ミスをせず順調に終えた競技は1位の慶大にごく僅かタイムで及ばず惜しくも2位となった。今季で3年生となる尾形は「来年以降にかけてうまく下の人材を育てていかないと、そういう機会を作らないといけないなというようには思っています」(尾形)と、副主将として重要な1年となる。

▲抜群の操縦で2位となった尾形

男子小型貨物Bに出場した渡邊は圧巻の走りを見せた。自分への点数を「100点です。これ以上は無理です」(渡邊)と言い切るように「接」、「脱」、「同乗」そしてタイムでの減点もなくまさに完璧と言えるパフォーマンスを披露した。競技が終わった瞬間喜びの声を上げた渡邊は、次の全日本へ向け「勝ちます。あまり大きな声で言えないですけど、自分もあまり上手い方ではないのでちゃんと練習を積んで、自分の身の丈に合った勝ち方をしたいと思います」と自信をにじませた。

▲圧巻の走りを見せた渡邊

「フィギュア」競技は他の競技に比べ、派手さは無いものの、奥深さは随一であると選手たちも語るように、ほとんど練習もできていない状態での本番で、いかに綺麗に走るか、そして丁寧な運転をしているかの「紳士さ」も問われる競技だ。ほとんどの選手が大学に入ってから始める競技であるが故に、4年間という短い期間だからこそ選手たちも1つの大会にかける思いが強くなり、見る者を魅了する。中大の選手たちも例外ではなく、それぞれが次回に向けて強い意志を見せる大会となった。

◆試合結果◆

男子団体の部

①慶大②早大❸中大

男子小型乗用の部A ⑧水口
男子小型乗用の部B ③中村
男子小型貨物の部A ②尾形
男子小型貨物の部B ①渡邊

(記事、写真:村上建太)

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