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長谷川勝利に導く初ゴール!夏苦戦強いられた早大に大勝!―エイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対早大戦

2025年9月15日 東京都・ダイドードリンコアイスアリーナ

大学アイスホッケー交流戦苫小牧大会では、一時リードを許し、あわや敗北まで追いこまれた中大。今試合では、小岩獅竜(商2)の得点を皮切りに、8人の選手が得点。10ー1と力の差を見せつけて勝利した。

〈第1ピリオド〉

開始早々、角丸陸斗主将(国経4)、横須賀大夢(総4)、関椋太(商1)は息の合ったプレーでプレッシャーをかけていく。棚橋映斗(経2)もチャンスメイク。中谷采士郎(総1)、小岩がゴールまであと一歩のところまで迫った。得点打はなかったものの、流れを引き寄せていく。
攻守が入れ替わり、早大に攻められるも、頼れるキーパー川合温大(文4)がセーブ。素晴らしい守備から波に乗った中大は、小岩がミドルシュートを決め、先制点を挙げた。

▲先制打を放った小岩

下坪久晃(商4)、荒木零士(総4)も果敢にシュートを放ち、追加点を狙うが、惜しくもゴールを捉えることはできない。ここで魅せたのは横須賀。フェイスオフ直後華麗なシュートで得点した。

▲満面の笑みを浮かべる横須賀

第1ピリオドも後半に差し掛かるころ、早大にこぼれ球を決められてしまう。大きな盛り上がりを見せる早大を前に、夏の苦しい試合がよぎる。早大選手が反則し、中大は数的有利な状況になるも、固い守りをなかなか突破できない。この苦境を破ったのは小岩。下坪のパスから見事得点した。どちらが流れを引き寄せるか、攻防が続く中、中大優位を決定付けたのは長谷川公亮(経1)。左サイドから攻め上がり、力強いシュートで初ゴールを果たした。中大は3点のリードを奪い、上々の立ち上がりとなった。

▲初ゴールを決めた長谷川

〈第2ピリオド〉

第2ピリオドに入っても、中大は攻撃の手を緩めない。高崎泰成(総3)の得点で、中大の攻撃はさらに加速していく。

▲喜びを共有する高崎

途中、早大に攻め込まれるも、川合が連続セーブ。得点を許さない。中谷がシュートを決めて、早大を引き離す。さらに、これまであと一歩得点には届かなかった、荒木、下坪、辻崇太郎(経3)の攻撃もついに成功。笑顔で手を取り合った。

▲こぼれ球を打ち込む辻

〈第3ピリオド〉

横須賀の鋭いシュートから始まった第3ピリオド。角丸主将が怪我の影響で控えにまわったり、接触した際防具からネジが出てしまい試合は一時中断となったりと、アクシデントが重なったが、選手たちの集中力は途切れない。高橋日向多(商2)、杉江真宙(経2)が立て続けに得点。川合もゴールを守り切り、10-1と大差で勝利した。

▲シュートを放つ高橋

攻撃力の高さと選手層の厚さを示した中大。日大戦で繰り出されるであろう、多彩な攻撃に期待したい。

◆試合結果◆

◯中大10(4-1、3-0、3-0)1早大●

◆コメント◆

【八戸監督】

ーサマーカップでは苦戦を強いられたが、作戦などはあったか
本当にうちがやりたいことをやる、やるべきことをやるっていうことだけだと思ってたので、特にこれと言って何かってのはなかったです。

ー長谷川選手の初ゴールを振り返って
すごくシュート自体もいいシュートだったし、あの場面がちょうどよかったですね。3ー1でどっちにゲームが転ぶかっていうとこも、すごくいいタイミングで入れてくれたので、本当に良かったと思いますね。

ー次戦へのの意気込み
うちがやるべきことをまた続けてやるだけだと思ってるので、しっかりコンディション整えてもらってね、やっていきたいなと思います。

【長谷川選手】

ー初ゴールを決めた今の気持ちは
素直に嬉しいです。

ー夏合宿を経て特に成長できた点は
やっぱり自分の中で少し余裕ができたので、その中でしっかりチームのために、自分の役割理解して、出たシフトはしっかりチームのために。気持ちの部分では成長できたかなと思います。

ー次戦に向けての意気込み
まずはしっかり休んで、次の試合、自分のできる役割をしっかり全うして、頑張っていきたいと思います。

(記事、写真:福田菜緒)

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