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法大との激戦を制する! 開幕3連勝を掴む―関東大学アイスホッケーリーグ戦対法大

11月1日 ダイドードリンコアイスアリーナ

 

秋季リーグ3戦目の相手は法大。「強く、スピード感もある相手。全員気合を入れて臨んだ」(館田卓・総4)。実力が拮抗する法大との試合だったが、見事勝利を収め3試合連続で軍配を上げた▲得点を決めて喜ぶ選手たち

 

〈第1ピリオド〉

互いに一歩も譲らない攻防が続いた。前半は得点につながるチャンスをいくつか生み出したものの、決めきれずに歯がゆい思いをする。「慌ただしくバタバタしてしまう展開」(館田)となった。後半は攻められる時間が長期に及んだが、スピードもあり「対策しなきゃいけないことがたくさんある」(八戸了監督)法大を無得点で抑え込み、0―0の同点で第1ピリオドを終えた。

 

〈第2ピリオド〉

ペナルティを取られたことにより、中大は1人足りない4人という劣勢で第2ピリオドが始まった。開始30秒で法大に先制点を許してしまい、試合の流れが相手に向くと思われた。しかしすぐに長岡翼(経3)が取り返した。米山幸希(法2)からのアシストを確実に決め、中大に流れを引き寄せた。小原匠麿(総3)の相手のパスカットや、ディフェンダーの光るプレーによりその後もリズムを保ち、第2ピリオド開始5分ごろ「テンポ悪いよ」という声が法大の選手から聞こえるほどだった。法大も負けまいとシュートを放つが、危ないシーンではキーパーの館田が好プレーを見せる。自身も「最少失点に抑えられた」という。

▲ゴールを守る館田

 

〈第3ピリオド〉

1―1で同点のまま迎えた第3ピリオド。点を決め、試合を動かしたのは「決めてやろう、チームに貢献しよう」という荒木翔伍(法2)。宮本明朗(総4)からの鋭いパスを見事ゴールにねじ込んだ。長く続いた同点の状態から、一歩リードする形に。このまま白星を上げるかと思われた試合終了30秒前、中大はペナルティを取られ、先制点を許した第2ピリオドと同じ劣勢に。同点に追いつくために必死に攻める法大から幾度となくピンチにさらされたが、ゴールを守り抜き2-1で接戦を制した。

▲2得点目を決めた荒木

 

「自分たちのホッケーができた」(八戸監督)秋季リーグ3戦目。次に迎えるのは日大。選手は「絶対勝とうと思う」(長岡)「その次に続く東洋大・明大に良い流れで行けるような試合がしたい」(荒木)と意気込んだ。「ロースコアな試合に勝てて、3連勝していることで、チームの雰囲気も良い」(館田)というチームがこの先どのような試合を見せてくれるのか期待が膨らむ。

 

◆大会結果◆

○中大2(0-0,1-1,1-0)1法大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部