2025年4月12日 小田原アリーナ
スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 坪谷悠翔 (文4)
18 MB 秋本悠月 (総2)
3 OH 梅本春之助 (総4)
10 OH 舛本颯真 (総3)
7 MB 伊藤蒼眞 (総3)
24 S 中村悠暉 (総1)
12 L 土井柊汰 (文3)
22 L 進藤悠 (文2)
春季リーグが開幕。中大の初戦は対国士大。僅差のセットを落とし、セットカウント1-3で敗戦した。
第1セット、中大の先制で始まり幸先の良いスタート。しかしスパイクがアウトになるミスやサーブミスが重なり逆転される。さらに国士大はブロックを利用しワンタッチで得点を重ねる。中大は中盤、梅本や舛本らが粘りなんとか僅差のビハインドで耐える。終盤、坪谷のスパイクや尾藤大輝(経2)のサービスエースで1点差まで迫る。しかし最後は梅本のスパイクがアンテナに当たり23-25で第1セットを落とす。
▲トスをあげる中村
1セットを奪われて迎えた第2セット。序盤から梅本の3連続得点で7-2と5点差をつけ、勢いのよいスタートを切る。その後も舛本のバックアタック、中村や秋本のブロックで17-13と相手をよせつけず、国士大にタイムアウトを取らせる。直後には3連続得点を奪われる場面があったものの、点差は開いたまま。後半は特に舛本の活躍が光り、終始先行した中大が第2セットをものにした。
▲サーブを打つ前の舛本
第3セット、序盤から国士大のミドルやサイドからのブロックを利用したワンタッチの攻撃に対応出来ず、2-6と離される。ここで中大はタイムアウトを要求。その後は一進一退の攻防になる。7-10の場面で梅本が強烈なスパイクを決めると、舛本が3枚ブロックを決め切り、さらには坪谷がサービスエースを決めるなどし4連続得点で11-10と一気に逆転する。さらに得点を重ね、16-13の3点リードの場面で国士大がタイムアウト。タイムアウト直後の1点を舛本のサーブミスで国士大に奪われると、そこから連続得点で1点差へと迫られる。さらに3連続得点を奪われる18-20と逆転される。20-23の大ピンチの場面、神﨑優(総1)がブロックを決め流れに乗ると、相手のスパイクがアウトになるミスもあり、24-24の同点に追いつく。その後梅本のスパイクで26-25とマッチポイントを握るも追いつかれ、さらに梅本のスパイクでマッチポイントを再び握るもまた追いつかれ国士大に粘られる。最後は梅本のスパイクが連続でアウトになり27-29で第3セットを落とす。
▲スパイクを打つ梅本
落とせない第4セット。序盤は中大のビハインドで試合が進行する。国士大にサービスエースを奪われるなどで3点差となるも、神﨑のクイックや相手のスパイクミスで3連続得点し、同点に追いつく。だが、すでに2セットを奪い勢いに乗った国士大を打ち破ることは容易ではなく、ブロックで攻撃を止められることも。中大も死力を尽くして応戦するも、リードすることができない。最後はラリーの末叩き込んだ梅本のスパイクがアウトになり、21-25で敗戦となった。
次戦は対筑波大。キャプテンの坪谷は「負けたことは悔しい、この悔しいをただ悔しいだけで終わらせないでしっかり反省して次に生かしたい」と次戦へ意気込みを語った。中大の巻き返しに期待したい。
◆試合結果◆
●中大1(23-25、25-18、27-29、21-25)3国士大〇
◆コメント◆
【坪谷選手】
──今日の試合を振り返って
自分たちのバレーボールが出来ず、自分たちからミスを出してしまった。負けたことは悔しいし、この悔しいをただ悔しいだけで終わらせないでしっかり反省して次に生かしたい。
──春季リーグ初戦、チームの雰囲気は?
試合を通して上手くいかない場面の方が多かったが、試合を通して全員が戦う雰囲気は作ってくれていたと思います。
──次戦へ向けて意気込み
切り替えてチーム全員の気持ちを1つにして挑みたいです。
◆お知らせ◆
次戦は4月13日(日)に小田原アリーナで行われる対筑波大戦です。
(記事、写真:佐伯真生・白旗風花)
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