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選手権王者加納、点取り屋としての爆発に期待ー新入生取材・加納大

第98回全国高校サッカー選手権大会決勝で劇的同点弾を決めた加納大(経済1)。高卒プロを夢見ていたが、かなわず。今春中央大学へ進学を決めた。

▲中大のユニフォームに袖を通した加納

これまでのサッカー人生

足下の技術も高く、前線でボールを受けて攻撃の起点となる他に、自分でそのままゴールに向かう点取り屋としての活躍を見せるが、そこまでには大きな苦労もあったという。

彼のサッカーとの出会いは5歳の頃、二人の兄の影響を受け始めた。小学生時代は周りに比べて背も高く、恵まれた身体能力を武器としたプレーをし、そのまま名門静岡学園に中学から進学をする。

しかし、成長するにつれ周りの人の身体的成長が追い付き、今までのような体のアドバンテージを生かすようなプレーはうまくいかなくなる。その時加納は「足下の技術の大切さ」を学び、磨きをかけ、新たな自分の勝負ポイントを開拓したのだ。

今では「FWとしてボールを前で収めて散らしたり、そこからまた自分でゴールに向かったり攻撃の起点になること」を自身のセールスポイントとしている。

 

転機

サッカー人生の転機を聞かれると迷わず、高校2年次の選手権決勝を挙げた。高校時代の監督には「FWは点取らなきゃ意味ないよ」と普段から言われ、加納自身もその言葉を大切にしている。

決勝で青森山田を相手に挙げた同点ゴールはまさにその言葉を体現したプレーであった。「あの大舞台で結果を残せたというのが自分の自信にもつながりました」とFWとしての自信、その先の成長につながっていると当時を振り返った。大舞台でのゴール後

大学4年間とその先

高卒でプロとなれなかったことが人生で一番悔しかったというが、同時に大学4年間、そしてその先へ熱い気持ちを抱いたという。

入部してまだ日が浅いために明確な目標は見えていないものの、まずは試合に起用されることを目指し、その中で多くのことを吸収した上で自分の仕事をきっちりとこなすこと。さらには寮生活、試合を通して「人間性」という部分での成長を目標として挙げた。

そして、チームメイトだった田邉秀斗(川崎F)の活躍にも刺激を受け、同じステージに行くことをその先の目標として語った。

▲けがからの復帰に向けて調整を進める加納

大舞台でのビッグプレーを可能としたその力は中大サッカー部においても精神的支柱となることは間違いないだろう。けがにより夏頃まで出場が難しいとされるも、出場した際には中大の新たな点取り屋としての活躍に注目したい。

 

◇加納大(かのうはる)◇

生年月日:2002年9月13日(18歳)

学部:経済学部

身長・体重:173㌢・68㌔

経歴:SALFUSoRs→静岡学園中学校(静岡県)→静岡学園高等学校(静岡県)

※2018年全国高校サッカー選手権優勝

 

写真・記事「中大スポーツ」新聞部

写真提供 中央大学サッカー部