• Twitter
  • facebook
  • instagram

姉弟でさらなる飛躍を目指せ 淺野稔理×淺野稜悟 レスリング姉弟対談 前編/慶應スポーツ新聞会コラボ企画

中央大学レスリング部に所属する淺野稜悟(法2)と、慶應義塾大学レスリング部に所属する稔理選手との淺野姉弟対談が実現した。姉弟だからこそ語れるプライベートやレスリングについて迫った。〈聞き手・構成 塩田隆貴(ケイスポ)、塚越香都〉

*慶應スポーツ新聞会とのコラボ企画となっております。後編は慶應スポーツ新聞会のWEBサイトに掲載されていますので、併せてご覧ください。

【レスリング】姉弟でさらなる飛躍を目指せ 淺野稔理×淺野稜悟 レスリング姉弟対談 後編/「中大スポーツ」新聞部コラボ企画 | KEIO SPORTS PRESS

 

―他己紹介

稔理:レスリングをずっと一緒にやってきて、結構昔は喧嘩とかしてたんですけど、今はもうすごい私より全然上手なので、たまにレスリングの話を聞いたりするとちゃんと教えてくれて。あとは、普段表向きには無口なんですけど、実は結構お喋りです。

稜悟:レスリングを始めた時期は多分同じだったので、ずっと小学校の時とか一緒に試合したりとかしていたんですけど、中学校くらいで(稔理選手の)受験があったり、自分は成長期来たりして、体重もどんどん離れていったので、今もレスリングの試合とかは全然、練習ももうしないんですけど、たまに一緒にレスリングの動画見たりとか、レスリングの話をしたりするのは。昔はやっぱり喧嘩とかしていたので、そういうこと無かったんですけど、今はなかなか会う機会も少ないので、仲良くできてるので、それは嬉しいことかなって思います。

▲普段のインタビュー時よりも話してくれた稜悟選手

 

―レスリングを始めたきっかけ

稔理:私は弟が何かスポーツをやるってなって、レスリングを見に行った時に、私は元々機械体操をやりたかったんですけど、レスリングはマット運動を準備体操みたいな感じでやるんですけど、それでやりたいなって思ったのと、それがきっかけで、もう1人弟がいるんですけど、みんなで始めたっていう感じです。

稜悟:あんまり覚えていないんですけど、確かお父さんに格闘技っていうか、スポーツをやらされることになって、いろいろ体験に行ったんですけど、剣道とかやったんですけど、その中でもレスリング、マット運動とかはやっぱりすごく楽しくて。それでレスリングを始めたっていうか、マット運動が楽しくて始めたような気がします。

稔理:そうなの?

稜悟:うん。

 

―兄弟構成は

稔理:私が1番上で次に(稜悟選手)がいて、あともう1人レスリングやっている弟が高…

稜悟:

稔理:でいて、あともう1人妹がいるんですけど、妹はまだ次小学校で小さいので、一緒にレスリングをやっていたとかいうわけではないんですけど、今ちょっと初めたみたいな感じです。みんなで溺愛してます!(笑)

▲終始にこやかにインタビューを受けてくださった稔理選手

 

―ご両親はスポーツをやっていたか

稔理:いや、何も。格闘技とかは全然。走ってた?

稜悟:いや、わかんない。

稔理:でも全然レスリングとかはなんも関わっていなかったので、みんなで一緒にみたいな感じで始めたかな。

 

―なぜ格闘技だったのか

稔理:どこかに行った時に、本田多門さんっていうレスリングでオリンピックに出場された方がいて、その方のお父さんが書いた本みたいなのがあって、それをお父さんが読んで、『あ!レスリングもある。いいな』みたいになって、体験に行きました。

 

―近所に練習場所があったのか

稔理:私の住んでいたところが小さい町みたいな感じだったので、隣の市にレスリング教室があって、そこでやっていました。

 

―小学生・中学生の時は男女一緒に練習していたのか

稔理:練習は今もみんなで男女関係なくやるみたいな感じで、大会は試合の規模とかにもよるんですけど、大体は(小学校)3、4年生ぐらいからは男女別れて。

稜悟:中学校の時あったじゃん。

稔理:うん、それはローカルだったから。そんなに大きくない大会だと男女一緒にやったりとかの時もあって、同じくらいの体型だったのでよくやっていました。

―家でレスリングの話をするか

稔理:してたね。

稜悟:ね。小さい時はお父さんがマット買ったりして。

稔理:そう、小さいマット2、3枚敷き詰めて家の中で練習したりしていました。家の中、外でも一緒にずっと練習していたので、いつも一緒に練習していたみたいな感じです。

▲令和6年度天皇杯女子レスリング59㌔級に出場した稔理選手

 

―昔は喧嘩していたと仰っていたが

稔理:練習中にめっちゃしてたね(笑)

稜悟:そうだね(笑)。2人で組んでやるんですけど、その時にめっちゃ喧嘩してました。

 

―前回、稔理選手に取材した時に、レスリングを何回もやめようと思ったというお話があったが、レスリングを続けていく上で、弟さんの存在、お姉さんの存在は大きかったか

稔理:弟はずっとレスリングを続けていたし、高校から寮生活だったので、レスリング中心みたいな感じだったので、私はもうレスリングは趣味というか、自分の好きなスポーツみたいな感じの意識だったんですけど、弟が高3ぐらいから活躍していて、すごいなとは思って見てました。

稜悟:

稔理:いや、別に正直でいいよ。関係ないよね。

稜悟:うん。小学校と中学校はずっと一緒にやっていたので、お互いライバルみたいな関係だったので。小中の時は。そうですね、周りに負けないようにしてやっていました。

▲令和6年度天皇杯フリースタイル79㌔級に出場した稜悟選手

 

―稜悟選手は高校から寮生活、大学進学後も別々の生活を送っているが、お互いの変化は感じるか

稔理:本当に前より仲良くなったなと思っていて。家にいる時はそんなに喋らなかった。喋らないというか、日常にいるみたいな感じだったので、そんなに特別話す機会みたいのはなかったんですけど、離れてからはたまに帰省の時に会ったりして、そういう時は久しぶりだからよく喋るみたいな感じです。大学に入って、弟が近くに戻ってきたので、会う機会も高校の時よりかは増えて、でもそのいい距離感で仲良く、喧嘩しないでやってます。

 

 

◆プロフィール◆

淺野・稔理(あさの・みのり)
学部:慶應義塾大学法学部
平成16年5月13日
身長:163㌢
趣味:パン屋巡り

淺野・稜悟(あさの・りょうご)
学部:中央大学法学部
平成17年11月6日生
身長:179㌢
趣味:寝ること

 

◆お知らせ◆
後編は慶應スポーツ新聞会のWEBサイトに掲載されていますので、そちらをご覧ください。

 

公式X(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report