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新戦力が台頭し、16点の猛攻!ついに新シーズンがスタート─関東対抗戦第1試合 成蹊大戦

2025年4月5日 東京都・中央大学多摩キャンパスラグビー場

昨年度、2年連続のファイナル4進出を決め、全国まであと少しと迫った中大女子ラクロス部はチームスローガン「超克」を掲げて、新たなスタートを切った。今シーズンの初陣となる関東対抗戦1試合目は成蹊大との一戦。多くの主力選手が卒業したことにより、一からの戦力強化が求められる中、チームの将来を担う新戦力が台頭。16点の猛攻で初勝利をあげた。


第1クオーター(以下、Q)、第2Qは高いボール保持率と強みである1対1が光り、中大優位で前半を折り返す。「初めて公式戦出る子たちが緊張していた」という伊藤健人コーチの言葉通り、ディフェンスではダブルチーム(一人の相手に対してディフェンスの選手が2枚入ってプレッシャーをかけること)やローテーション(ディフェンス側の選手がポジションを交代しながら、相手の攻めを封じ込めること)が上手く機能せず、7対5とわずか2点差にとどまる。

▲新戦力を起用した伊藤健人コーチ

課題を残して向かえた後半。中大のディフェンスが徐々に機能し始め、成蹊大へプレッシャーをかけると数分に渡って無得点状態に持ち込む。その後は佐上楓(経2)や長峰和奏主将(総4)ら複数選手が猛攻を見せ、16対6で勝ち星を掴んだ。

▲オフェンスの核として活躍を見せた長峰

試合後、長峰は今試合について「今年のチームはスタートダッシュを強くしようと話していたんですけど、今日の試合でも課題になってしまった」と振り返り、今後については「ちゃんとスタートから勢いづけていけるように、そして優勝を目指してみんなで頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

▲笑顔を見せる中大女子ラクロス部のメンバー

今シーズンの中大女子ラクロス部のチームスローガンは「超克」。その意図を長峰に聞くと、「超えるって意味なんですけど、チームとしても個人としても過去の成績を超えて、2年連続ファイナルの先に行けなかったのでその壁を打ち壊そうという意味で超克にしました」という答えが返ってきた。日本一を目標に掲げた中で辛酸をなめた彼女らは栄光をつかむために、過去のチームと己を超えるために、変革へとかじを切る。

 

◆試合結果◆
〇中大16 - 6成蹊大●

 

◆コメント◆

長峰和奏主将(総4)

──今シーズン初戦となったが率直な感想は

正直、主力の先輩方が抜けて一からの戦力強化が必要だったんですけど、新チームが始まって5カ月たって練習試合とかを通して成長とかを感じてきて、関東対抗戦っていう準公式戦なんですけど、これを優勝目指して頑張っているのでその成果が見られるのかなって思っています

──昨年のチームと変化が求められるのではないかなと思うのですが、今のチームに新しい要素を入れるとしたら何が挙げられるのか

技術向上、先輩方の今までのレベルにたどり着く以上にそれ以上のことが必要になってくるので、その部分では組織強化の部分に力を入れていて、やっぱりみんなで戦っていくっていう意思統一ってところを意識しています

──今シーズンの女子ラクロス部という組織はどのようなチームなのか

やっぱり明るいことと、みんなで声出していくことというのはチームの雰囲気的にも自分たちも高められるし、周りから見てもいいチームだなと思われると思うのでそこからまずはみんなでやっていこうよってところで話していました

──今季のスローガン「超克」はどういった意図で設定したのか

超えるって意味なんですけど、チームとしても個人としても過去の成績を超えて、2年連続ファイナルの先に行けなかったのでその壁を打ち壊そうという意味で超克にしました

──今日の試合の話に戻ります、前半は5対7の接戦で後半はわずか1失点のみと何かディフェンス面で前半悪かった点もしくは後半良かった点はありますか

前半はやっぱり試合ということもあって、緊張していた部員も多く自分たちのミスで相手に取られちゃっていたんですけど、後半になっていくにつれて気持ち的にも落ち着いてきたりミスも少なくて確実にシュートを決めれたりっていうところで点差を離せたし、ディフェンスも無失点でいけたかなって思っています

──一方でオフェンス面では機能していた感じなのか

後半になってようやくって感じだったんですけど、強みであるワンで確実に決めきれたかなとは思います

──次の学習院大戦に向けての意気込み

今年のチームはスタートダッシュを強くしようと話していたんですけど、今日の試合でも課題になってしまったのでそこはちゃんとスタートから勢い付けていけるように頑張るのと、優勝目指してみんなで頑張っていきたいと思います

 

伊藤健人コーチ

──今シーズン初戦となったが率直な感想は

去年の4年生が抜けて最初の公式戦だったので、去年出ていない子たちも多かった中新2年生とかも使ったりして、試合に慣れるというところを重視してやっていましたし、新4年生自体がチームを引っ張ってくれていたので、その辺は今日はよかったと思います

──探り探りといった形で

そうですね、本当に今日は初戦だったのでチームのところで1Q、最初の入りのところは落ち着いてやろうと言っていたんですけど、右のアタックも最初は上級生とか去年出ていた子たちを最初に出していたので、そこの子たちはちゃんとやってくれたかなと。まあただ、右のセカンドとか要所要所で去年出ていなかったりとかして、緊張したりとかしていたプレーが多かったのかなとは最初は思いましたけどね。でもそれも慣れなので、今日はそういうのも試せたので良かったかなと思います

──そういうのが前半接戦だったんですけど、後半の点差開いたりとかにつながった感じで

そうですね、点差開いて自分たちがやれるなっていうかこういうふうにやろうっていうのが、ある程度落ち着いて出来るようになってからは良かったかなと思います

──ディフェンス面に関しても後半にかけて修正をされたのか

そうですね、練習でローテーションだったりとかダブルだったりとか試したんですけど。そこの連携が上手くいっていなかったりとか声出しが出来ていなかったので、後半修正出来てそこはしっかりやろうと言ったらある程度出来ていたし、プレッシャーをかけられたのでそこは試合の中で改善できたのは収穫かなと思っています

──一方でオフェンス面は昨年までのアグレッシブなスタイルを踏襲してたような形なのか

そうですね、今年から若干ルールが変わって今まではゴール前の扇が女子の場合11mだったんですけど、国際ルールも変わって15mになったのでそれに日本も合わせて、今シーズンから15mになったのでよりディフェンスは守りづらくオフェンスは攻めやすくなったので、で元々中央は1on1を磨いてきていたのでオフェンスにおいてはそのところを十分に生かせるルール改正だったので、今日はそういった意味で色んな人が出ても16点が取れたのかなとは思いますね

──次の学習院大戦に向けての意気込み

今日、初めて公式戦出る子たちが緊張していたっていうのもあるんですけど、次戦は学習院も同じようなメンバーでやると思うんですけど、そこで前半の改善点をしっかり1Qからできればもう少し相手に与える得点を抑えて、自分たちの得点をもうちょっと伸ばせればと思いますね

 

(記事:日向野芯、写真:日向野芯)

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