• Twitter
  • facebook
  • instagram

【新体制特集 / 新入生インタビュー】13分台トリオに迫る!〈前半〉

今年度、「三大駅伝三冠・自己ベスト125回更新」を目標に掲げた中大陸上競技部。新体制での練習も本格化する中、新入生も続々とチームに加わる。今回は、高校生ながらトップ選手の証である5000㍍13分台の自己ベストを保持している柴田大地(文1=洛南)、鈴木耕太郎(法1=國學院久我山)、本間颯(経1=埼玉栄)の3名にインタビュー。高校時代の話から4年間の目標、将来像まで語っていただいた。

(聞き手、構成:小幡千尋、井口縁

※中スポ4月号紙面には載せきれなかったインタビュー全文を大公開!(取材は3月11日に行いました)


▲Cポーズを決める3人(左から)柴田、鈴木、本間

──中大を選んだ理由
本間
「自分は将来マラソンをやろうと思っていて、コーチや監督などマラソンで世界とたたかっているスタッフ方が多いことが一つ決めてです」

鈴木
「箱根駅伝で優勝できるチームだなと思ったのと、このチームで自分も戦いたいなと思ったので中央大学を選びました」

柴田
「自分は、箱根駅伝というのが一つの大きな目標ではあるんですけど、それ以外にもトラックで実績を残したいと考えていたので、それが両方できる大学というのが中央大学だと思ったので中大を選びました」

──中大に進学を決めたのはいつ頃ですか
本間
「去年の3月くらいです」
鈴木
「去年の2月ごろです」
柴田
「自分も去年の2月くらいです」

──中大の練習環境や雰囲気はどうですか
本間
「強い先輩方がたくさんいて、練習とかも結構ハードなんですけど、強い先輩方と一緒に練習できて、今は毎日が刺激的というか、きついんですけど色々学べることがあってすごく楽しいです」

鈴木
「練習と生活のオンとオフの切り替えが凄いというか、生活はすごい皆明るくてにぎやかで、毎日楽しく過ごさせてもらっているのですが、練習になると一変して、強いチームこそ感じる雰囲気というのを練習ですごく感じていて、そういうところがやっぱり強いチームの特徴だなと思います」

柴田
「強い先輩方がたくさんおられる中での練習なので、今はついていくので必死というところではありますけど、その分吸収できることも多くあるかなと思っていますし、生活面でも、常に気を張るということではない、というところであったり、寮生活をする中で生活面からも学ぶこともたくさんあるなと感じています」

──2月に行われた宮崎合宿はいかがでしたか
本間
「合宿は新入生とも入学試験以来に会えたので、そういうとこでも緊張して、先輩とも初めて生活とか一緒にやるということで最初は気を使ったり緊張したりしたんですけど、先輩方も先ほど(鈴木)耕太郎が言っていたように、練習と生活の切り替えがすごくて、生活面では積極的に話しかけてくださったりとか、色々コミュニケーションを取ってくださったのですごく楽しかったです」

鈴木
「自分は訳あって去年から中大の練習に参加している中での合宿だったので、本当にいつも通り、ではないのですが、慣れ親しんだ環境に近い状態で合宿に参加させてもらったので、すごいストレスなく合宿中ずっと過ごせて、後半は体調崩してしまって練習に参加できなかったんですけど、それまでは合宿ってきついものなんですけどすごく楽しく過ごせて、普段練習だけ一緒だったりしたんですけど、生活も一緒にして、やっぱ大学生ってかっこいいなと思って、すごく刺激的でした」

──同期とは仲良くなれましたか
鈴木
「さっきラーメン作ったんですけど、(同期に)食べられてしまって、、食べられちゃうくらい(の仲の良さ)ですかね(笑)」

──同部屋は誰ですか
本間
「自分は中野翔太さんです」
鈴木
「寮長の羽藤さんと同じです」
柴田
「園木さんです」

 

<今までの競技人生について>

──陸上を始めたきっかけは
本間
「姉が一人いるんですけど、姉が小学校のとき陸上を始めるときに自分も一緒にどうかと誘われて一回入ったんですけど、野球やりたくなっちゃって(笑)。一年間くらい陸上やって辞めて野球少年団入って。でも自分北海道出身なんですけど、自分の小学校が人数少なすぎて9人組めなくなっちゃって、野球少年団なくなってしまって、でしょうがなくまた陸上に戻ってきたって感じです」

鈴木
「自分は小学1年生から6年生までサッカーをやっていたのですが、下手くそすぎて2軍のベンチとかだったんですけど、走るというか、サッカー前半後半あるんですけど走るのだけは得意というか、全然テクニックないしボールもらってもなにもできなかったんですけど、走るのだけはできて、それで小学5年生くらいに友達のお父さんきっかけに地元のマラソン大会に出たら優勝して、そこで走ることの楽しさを知って、中学に入学してから陸上部に本格的に入って陸上を始めました」

柴田
「小学校の頃は野球をやっていたんですけど、小学校5年生になるタイミングで友達が皆陸上部に入って、、(笑)一年間アンチ陸上部やっていたんですけど遊ぶ人もいなくなって、その流れで陸上部に入って、そこから続いているっていう感じです」

──高校3年間振り返って、特に印象に残っているレースなどはありますか
本間
「去年の10月4日の日体大記録会で、自己ベストの13分台が出せたというのは一番印象に残っています」

鈴木
「全部印象的なんですけど、一つあげるとしたら高校3年生のときの6月の南関東大会が印象的で、それまで自分のレースは上手くいっていたんですけど、調整ミスというか、自分の中で上手くいかない部分があってその先にインターハイがつながるのですけど、地区予選で落ちてしまって、それがいい印象ではなくて、悪い印象という意味で印象深いです」

柴田
「高校2年生のときのインターハイが印象的で、これまで中学時代から何度か全国大会に出場することはできていたんですけど、足の故障や体調不良とかで予選でも後ろから2番目とかで、万全の状態で挑めたことがなかったのですけど、それが唯一ちゃんと本調子で挑めて、決勝に残るというところにつながったのでそれが一番印象的です」

──高校時代には主将をやられていたと思うのですが、振り返ってみていかがですか
本間
「同期にとても強いメンバーがいたので、逆に色々皆個性が強かったので、それをまとめるのが大変だったというか、意外と問題行動?というか監督に怒られることがたくさんあって、チームの中でミーティングとか重ねて、そういうところが大変だったのですが、チームで合宿を乗り越えたり、苦しい思いとかをしてきた分、全国高校駅伝で4位を取れたときは、苦しかった思いを超えるくらいの喜びを主将をやってきたからなのかはわからないですけど、感じたので良かったです」

──今年の箱根駅伝を見て感じたことは
本間
「高校2年生とかそれまでは、『箱根駅伝』という形で見ていたのですが、いざ自分が進学する大学が出る箱根駅伝というのは、また一つ違うものがありましたし、シード権以内に入らなければ自分たちも次の箱根駅伝予選会から出ることになるっていうまた少し違った見方をしたと思いますし、いざ2位という形で、自分は箱根駅伝優勝したくて中央大学に来たので、次は100回大会となりますけど、先輩方も往路全員4年生以下で組んでいて、往路2位ということで非常に強い先輩方が残っているので、100回大会に向けては、自分も出走して、優勝に貢献したいなという思いがありました」

鈴木
「箱根駅伝はもともと皆陸上の長距離をやっていると憧れの舞台だと思うので、ずっと憧れをもってお正月見ていたのですが、その憧れが今年初めて生で現地で見て、来年自分がここを走るんだと思うと、憧れからやらなきゃいけないという気持ちになりました。また沿道の応援が凄くて、コロナ禍ということもあり自分の大会でそんなに応援される機会がなくて、、箱根では走っている選手全員が応援されていて、大会一つでこんなに盛り上がるのだなとすごく刺激的で面白かったし、来年もしかしたら優勝というのもあると思うので、そこに自分もメンバーとして走れたらなというワクワク感でいっぱいです」

柴田
「自分はやっぱり、2位という結果もそうですけど、走られている先輩方と数か月後には一緒に練習ができて、生活ができてというところですごく楽しみでしたし、結果2番というところでやっぱり強いチームであることは間違いないですし、100回大会以降に向けて、チームというのが段々と仕上がってきている状態であると思っていますので、自分が選んだところは間違っていなかったのだなと感じます」

 

◆お知らせ◆
明日は新入生インタビュー〈後半〉をお届けします。お楽しみに!

Twitter(@chudaisports
Instagram(@chuspo_report