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全勝中の国士大にストレートで敗戦、連勝は6で止まる― 2025年度春季関東大学バレーボールリーグ戦 対国士大戦

2025年5月11日 国士舘大学多摩キャンパス

スターティングメンバー
6 OH 葛城千陽 (商3)
9 OH 原田真緒 (文2)
12 MB 山中満月 (文1)
13 MB 加藤玲奈 (経1)
5 OH 春日七海(商3)
10 S 江口にいな (経2)
2 L 笹崎有加 (文4)

この春季リーグで1セットも落とさず全勝を続けている国士大との一戦。中大は強敵に果敢に挑んだものの、ストレートで敗戦し、悔しい結果となった。

第1セットは江口のサービスエースで幸先よくスタートを切る。直後に国士大に5連続得点を許したものの、加藤や原田のスパイクなどで中大が7連続得点し勢いに乗る。しかし、中盤で国士大に7連続得点を奪われ、3点ビハインドの苦しい展開に。終盤、山中の2度のブロックなどがあったものの、点差を縮めることはできず21―25で第1セットを落とした。

ハイタッチする選手たち

第2セット序盤は葛城のスパイクなどが決まり中大が先行。しかし、中盤に国士大のサービスエースを含む3連続得点を2度奪われ、形勢が逆転する。葛城に加え、原田や山中らの攻撃で立て直しを図るも、勢いづいた国士大の壁は厚く、17―25で第2セットを奪われた。

スパイクを打つ原田

何としても取りたい第3セット。相手の勢いは収まらず、次々とスパイクが打ち込まれるもすかさずスパイクで点を取り返す互角な試合展開をみせる。試合中盤、2点リードのなか春日や葛城のスパイクで圧倒するも、一進一退の攻防が続き、先に均衡を破ったのは国士大。最後まで食らいついたが、22ー25と激戦に惜しくも敗れた。

ブロックに入る葛城、加藤

優勝候補の国士大に粘り強さをみせた中大。この国士大戦を糧に、次戦昨秋リーグ1位の松蔭大に挑む。

 

試合結果
●中大 0(21ー25、17ー25、22ー25)3国士大○

コメント

【葛城選手】

―今日の試合を振り返って

自分たちよりも強いチームとやるということは自分たちの頭にあったので、それにおびえずにできたのはよかったかなと思うけど、やっぱり強いチームと比較したときに、自分たちのミスの多さとか、つなぎの部分だったりとか、まだちょっと欠けてる部分があったので、そこを修正して最後までやりたいと思っています。

―今日は難しい試合だったが、何を意識していたか

ブロックが高いチームだったので、つないでつないで。スパイクとしては、ブロックを見て打っていくというのを意識していました。

―次戦への意気込み

次の試合も、自分たちが勝ったことないチームと戦うことになるので、しっかり自分たちの力が出せるようにたくさん練習してやっていきたいと思います。

【笹崎選手】

―今日の試合を振り返って

今日の試合はここまで国士舘がどこもセットを取られていないという状況のチームだったので絶対うちがまずは2部の中で最初に1セットとりたいっていう風に意気込んで、格上のチームなんでぶち当たっていくという強い思いで挑みました。

―1部から降格してきた国士舘大学の印象

やっぱり2部の中でもなかなかいないようなスパイクを打ってきたりとかブロックもすごい高くてレベルが違うなと言うふうにすごく感じて、ただその自分たちのスパイクだったり攻撃だったり守備の面でも通用する部分たくさんあったので手応えはすごく感じられました。

―来週の松蔭大戦に向けて

松蔭も前回上位の順位のチームなんでそこをまた自分たちは向かっていく気持ちで戦っていきたいなって思うのと来週2試合はしっかり勝ち切りたい部分でもあるのでまた自分たちが上位に食い込めるように2試合勝ち切りたいと思います。

 

お知らせ
次戦は5月17日(土)に国士舘大学多摩キャンパスで行われる対松蔭大戦です。

(記事・写真:白旗風花、森本咲羽)

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