3年連続ベスト4を成し遂げた中大を、1年間引っ張ってきた森田晃輝主将(文4)、吉村光貴(文4)、船水淳希(文4)。引退直後の彼らに中大で過ごした4年間を振り返ってもらった。
ー専大戦を振り返って
森田:3ピリ目まではもういい勝負できてて、4ピリ目もこのままいこうっていう段階で3連続失点ぐらい一気にしちゃって、そこでもう勝負はついちゃったかなっていうのはあります。そこで僕らが耐えることができればまだ可能性あったかもしれないですけど、そこで取られちゃったのがやっぱり勝負の分け目かと思いました。そこが僕らチーム課題だったり、多分一生治らない問題点だったので、そこを詰めることで来年あたりに勝てるのかなと思ってるので、そこを後輩にしっかり指導していきます。
吉村:最後まで試合できなかったんですけど、楽しい試合でした!
船水:作戦ビタハマりで3ピリ目まではしっかり競ることが出来て予定通りにいったんですけど、やっぱり4ピリ目、相手の練習量の差とかそういう細かいところの差が出てしまったかなと思います。でも最後まで楽しく試合ができたので悔いはないです。
ー試合中意識してたことなどは
森田:試合中とりあえずもうイライラしないこととフラストレーション溜めないことっていうのを意識してました。ちょっとこのチームそういう選手が多いので、それをさせないように自分も声をかけたりしていたっていうとこりが1番気を付けたところだと思います。
吉村:雰囲気作りみたいなところはすごく意識してて。やっぱり最後の試合になるのでいい雰囲気で試合に臨めれば勝てるんじゃないかなと思って、自分たち4年生もそういうところを意識してプレーしてました。
船水:さっきも言ったんですけど、しっかり立てた作戦意識して、我慢っていうところを意識して、チームにも声かけをできるように。あとは最後の試合だったので楽しみということを1番意識してやりました。
ーインカレ全体振り返って
森田:最後の大会ということで、悔いの残らないようにっていうのが僕たち4年生のテーマで今回の大会に出させていただいて、すっきり何も悔いもなく引退することができたので良かったなと思っています!
吉村:緊張して昨日寝れなかったんですけど
船水:笑い
吉村:でもやっぱり最後なんでやるしかないので、気持ちでいきました!
船水:変に上がらず、気合は入れてっていう点で、平常心保てるようにっていうのと、やっぱ後輩たちが緊張してるところしっかり声掛けできるようにっていうのが全体的に意識してやったことでそれが最後までできたので悔いはないです。
ー4年間を振り返って印象に残った試合は
森田:やっぱり僕はもう最後の大会の早稲田戦、ベスト4かけた早稲田戦が1番印象に残ってる試合かなと思っていて。もう負けたら終わりっていうところで、最後の最後、1点ゲームで勝ち切ることができたっていうのが自分の中でとても嬉しかったですし、後輩にも感謝する試合だったかなと思います。
吉村:僕は去年のリーグ戦の入れ替え戦で色々ちょっとアクシデントもあって、チームの雰囲気が悪いとところで、入れ替え戦で絶対に負けれない試合だったんですけど、やっぱりこうチームが仲間信じてプレーして、いい雰囲気でこう勝ち切ることができたので、今大会もそれで早稲田戦に勝ち切れたと思うので、すごいこう仲間に恵まれて、仲間信じて戦うことができたかなと思います!
船水:僕も一昨日の早稲田戦が1番印象に残ってて、今年1年間やってきたっていうものがしっかり成果として出て、それが1番印象に残りました。
ー寮生活とかの思い出は
一同:笑い
森田;誕生日もそうやけど、みんなでご飯作ったりっていうのは、自分は楽しかった思い出かなと。
普段は一人ひとり自分たちで自炊することが多いんですけど、たまにみんなで一緒に集まってたこ焼きパーティーしたり、2人におでん作ったりなんかした思い出があって。そういったところがやっぱり中大でしか味わえない経験だったかなと思っています。
ー得意料理は
森田:得意料理、そうですね。ちょっと待ってください、野菜炒めです!
吉村、船水:笑い
ー栄養たっぷり?
森田:そうですね!ヘルシーに!
吉村:やっぱり僕はみんなの誕生日を12時ぴったりに祝う、チームメイトの誕生日を祝うっていうところがこう、すごいなんか素敵なところやなっていうふうに思ってて。分かりきってるんですけど、誕生日の当日の12時に電気消して、全員で誕生日プレゼントとケーキを毎回やるんで、1年生以外はみんなわかってるんですけど、そういうところがやっぱりなんかチームの仲の良さとか、試合でもやっぱり連携みたいなところで生きてくるので、やっぱり中大ならではの仲の良さみたいなところはこういうところから来てるんだなって、4年間4回誕生日プレゼントもらったんですけど思いました!
ー今年は何もらったのか
吉村:今年は僕の大好きなブランドのポロシャツを貰いました!
船水:僕は特にイベントとかじゃないんですけど。なんか部屋にいたらなんか鬱陶しいやつが入ってきたり(笑い)そういうところで話したり、気づいたら夜遅くなってるまで遊んでたりっていう、なんか何気ない日常が特に印象に残ってます!
ー後輩の方が入ってくる?
そうですね。太ったやつが入ってきたり結構鬱陶しかったんですけど、そういうのも印象に残ってます(笑い)
ー中大での4年間はどのような4年間だったか
森田:みんな一緒やな。最高。中大でよかったなって思える4年間でした!
ー今後競技は
吉村:やめます!
船水:絶対にやりません
森田:関わりません
一同:笑い
ー後輩の皆さんへのエールや来年度以降のチームに期待することは
森田:僕はもう主力がほぼ、1、2、3年生がほぼ残ってる状態なので、上手いこと、あとは舵を切ってくれるがいたら3位、2位と上位をインカレだったり、リーグ戦に狙えると思うので、そのためにしっかり練習だったりミーティングだったり、そういう戦術っていうのを考えてもらいたいなと思ってます。
吉村:すごいいいものを持ってる後輩たちなので、いっぱい練習してもらって、いっぱい泳いでくれれば全然メダルも獲得できるし、日体大ともいい勝負できるぐらいのポテンシャルはあると思うんで、しっかり練習してもらいたいです!
船水:やっぱり毎年この3決に立って、最後3、4ピリ目でやられるっていう部分で、やっぱり泳力、体力面足りないと思うんで、2部練などしっかり体力のつく練習をしてほしいなと。したらもう、3位、メダル、金メダルまでいけると思うので頑張ってほしいです。
森田主将、吉村、船水の勇姿を切り取った写真は次のページ。