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「圧巻」角丸・横須賀・関トリオ躍動!完封勝利!ーエイワ杯2025年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対日体大戦

2025年9月13日 東京都・ダイドードリンコアイスアリーナ

初戦から出場メンバーを大きく入れ替えて臨んだ第2戦。角丸陸斗主将(国経4)、横須賀大夢(総4)、関椋太(総1)を中心に、中大は怒涛の連続得点。中大の守護神川合温大(文4)からゴールを託された高瀬優一朗(総1)、杉江汰介(経2)も素晴らしいセーブで守り切り、見事完封勝利を果たした。

〈第1ピリオド〉

積極的な攻めも、なかなか決定打が生まれない。横須賀の豪快なシュートや下坪久晃(商4)のスピードの乗った攻撃はゴールを捉えることができなかった。セットの交代で、日体大の守りが薄くなったタイミング小岩獅竜(商2)がシュートを放つも、ゴールに阻まれてしまう。杉江真宙(経2)、中谷采士郎(総1)が立て続けにシュートを放つもゴールからわずかに逸れて、得点は叶わなかった。

▲先制点を狙う横須賀

無得点のまま、膠着状態に陥った両チームであったが、鈴木渡硫(商3)が反則を取られ、中大は不利な状況に。高瀬がセーブし、ピンチを救った。

▲好セーブでチームを救った高瀬

先制点を挙げたのは中大。横須賀、関、角丸主将でパスを回し、角丸主将が得点を挙げた。さらにその1分後、棚橋映斗(経2)がこぼれ球を打ち込み、追加点を挙げた。中大は、終盤の連続得点で、流れを引き寄せることに成功した。

▲笑みを浮かべる棚橋

〈第2ピリオド〉

エンジンがかかった角丸主将、横須賀、関のトリオは止められない。約2分間でなんと3連続得点。日体大を大きく引き離す。高瀬も見事な集中力で、3連続セーブ。日体大に得点を許さない。第2ピリオド開始12分、横須賀のパスから、角丸主将が完璧なシュートを放ち得点。チームを勝利に近づける。

▲喜びを共有する関(左)、角丸主将、横須賀(右)

その後、下坪、荒木零士(総4)のコンビネーションや辻崇太郎(経3)、杉江真のシュートでさらなる追加点を狙ったが、得点とはならなかった。しかし、6-0とリードを大きく広げた。

〈第3ピリオド〉

角丸主将の鮮烈なシュートで始まった第3ピリオド。棚橋からパスを受けた小岩が、マークが薄くなった隙にシュートを放ち得点すると、今度は斉藤愁馬(経4)からパスを受けた杉江真が得点し、その存在感をアピールする。

▲鮮やかにシュートを決めた角丸主将

▲シュートを放つ小岩

▲笑顔でグータッチを交わす杉江真

高瀬に代わってゴールを守る杉江も好セーブを見せ、失点を防いだ。試合時間残り5分に迫るなか、再び角丸主将、横須賀、関のトリオが活躍。角丸主将、横須賀のアシストから関がダメ押しの1点をもぎ取り、勝利を決定付けた。

▲ゴールを守る杉江汰

八戸監督も「圧巻」と唸るほど、一際輝く連携を見せた角丸主将、横須賀、関。サマーカップで苦戦を強いられた早大を相手に、その力をどこまで発揮できるか楽しみだ。

◆試合結果◆

◯中大10(2-0、4-0、4-0)0日体大●

◆コメント◆

【八戸監督】

ー先制するまでに時間かかったが、その原因は何だと考えているか
原因ね。特に何が悪かったとかっていうこともないとは思うんですけど。動きもね、プレイスピードもリズムも悪くなかったんで、特に心配はしてなかったです。

ー第2ピリオド以降、エンジンがかかったように見えたが、何か声かけなどはあったか
特に1ピリもスコアこそ2点しか入らなかったんですけど、さっきも言ったようにリズムもやってることも悪くないんで、このまま続けていこうっていうことだけは言いました。

ー関選手、角丸選手、横須賀選手のコンビネーションを振り返って
圧巻ですよね。今日も7点取って。素晴らしいと思います。

ー次戦に向けた意気込み
夏、早稲田大学の試合苦戦したので、気を引き締めてやるべきことをやってっていうところで頑張っていきます。

(記事、写真:福田菜緒)

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