2026年9月23日 東京都・スリーボンドベースボールパーク上柚木
前2試合は連続で大量得点を挙げ快勝した中大。続く国士大との1戦目は、初回から先制打を浴び厳しい展開となるが、初回で同点に追いつくと大森の本塁打や好機をものにする中大らしい粘り強い野球で見事勝利した。
初回から先制を許す展開となった。先発を任された三浦凌輔(商4)は、1死から四球を与えると続く打者から右前打を浴び、2死一、三塁のピンチを招く。粘りの投球で2ストライクに追い込むも右適時打を打たれ、先制点を喫(きっ)するがその後の打者は空振り三振に仕留め、最少失点でこの回を切り抜けた。「なんとか粘って野手みんなに助けられた」と振り返った三浦は、2回以降はゼロで抑える力投を見せた。

▲7回1失点に抑えた先発の三浦
1回裏、中大の反撃が始まる。1番吉井愛斗(経4)がフルカウントから見極め四球で出塁すると、2番村上太一(経2)の送りバントが成功し、走者2塁へ。続く3番山井祐希(商3)も四球を選ぶと重盗を成功させ、1死二、三塁と好機を手繰り寄せる。このチャンスに山口剛大(文4)が左犠飛で三塁走者を生還させ、すぐさま同点に追いつく。
4回には山井が中安打で出塁すると、相手二塁手の失策により1死一、二塁に。さらに6番岡部匡十(経4)が四球で2死満塁と好機を広げる。ここで7番古積充(経3)が3ボールから見極めて四球を選び、押し出しで勝ち越し点を挙げた。その後も満塁走者が相手捕手の捕逸で進み、さらに1点を追加する。7回、代打で大森燦(商3)が送られる。「なかなかヒットも出ない試合だったので、自分が先頭代打っていうのもあってとりあえず塁に出たいという気持ちで打った」と意気込み、フルカウントから力強く放った打球は右スタンドへ飛び込む本塁打となった。この回にも1点を追加し、1―4とリードを広げる。

▲本塁打を放った大森
8回からは葛西陸(文2)がマウンドに上がり、継投に入る。しかし先頭打者に中安打で塁に出られると、続く打者に四球を許し、無死一、二塁とまたもやピンチを迎える。さらに送りバントで走者を進められ1死二、三塁と一打逆転の場面に。初球から三ゴロを打たせ、三塁走者を三塁で封殺して1死を取るが、その間に打者が出塁し2死一、三塁と依然としてピンチは続く。最大のピンチに4番打者を迎えると、左適時二塁打を放たれ、2点を追加される。しかし次打者は打たせて取り、逆転は免れた。その後は無失点で抑え、4―3で試合を終えた。

▲8回から登板し、力強い投球を見せた葛西
◆試合結果◆
〇中大4 - 3相手大●
チーム 123 456 789 計
国士大 100 000 020|3
中 大 100 200 100|4
(記事:伊藤凛音 写真:篠原ひなた、伊藤凛音 )
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