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長谷が女子個人で準優勝! 男子団体は13位に沈む―全日本学生ダートトライアル選手権大会

8月4日 丸和オートランド那須

炎天下の中、行われた全日本初戦となる今大会。長谷希望(理工4)が女子個人の部で準優勝に輝いた。男子団体の部は13位に終わり、目標である全日本総合杯奪還に暗雲が立ち込めた。


▲攻めの走りを仕掛ける長谷

「表彰台を目標にしていたのでうれしい」と長谷は顔をほころばせた。1本目の走行で2分2秒923という記録で6位につける。2本目の走行では完熟歩行の際に見つけたアクセルを踏める3か所のポイントを「横転してもいいやぐらいの勢いで」踏み抜いた結果、1分53秒903と大幅なタイムアップ。長谷は走行を振り返り「技術よりも度胸」と練習が満足にできていなかった分、踏めるところは踏んでいくといった強気な姿勢が好結果につながった。ジムカーナ選手権では団体の部での出場も視野に入れており、その舞台でも表彰台を目指すと誓った。


▲笑顔を見せる長谷

昨年の同大会、男子団体の部では優勝しており今回も「当然優勝を目指してきた」(金田康之介主将・文4)という中大。1回目で全員がタイムを残し、迎えた2本目。第一走者の村田允(商4)は「無我夢中でアクセルを踏むことだけを考えた」とタイムを約6秒上げるも、第二走者の金田主将がコース中盤近くの土手に乗り上げてしまい、タイムダウンとなってしまった。最終走者の川村は、車の調子が悪いなりに「自分の走りはできた」と1分40秒99をマークし意地の6位入賞を果たすも、男子団体の部は13位と予想外の順位で大会を終えた。


▲砂煙を上げながら走行する川村

車の不調に加え、「選手のレベルもまだまだ優勝校、入賞校と比べて足りていなかった」と金田主将。また大会は当日発表にコースを走行するため、コースに対する慣れでカバーすることができずに車、技量の差というところでほかの大学と溝を開けられてしまったと今大会を振り返った。

約一か月後に行われるジムカーナ選手権では「総合杯に向けて優勝しなければならない」と危機感を募らせた金田主将。早くも正念場を迎えた中大。万全を期して負けられない戦いに挑む。

◆試合結果◆
男子個人の部
㉜村田
㊾金田主将
⑥川村
男子団体の部
①広島大②千葉工大③青学大⓭中大

女子個人の部
②長谷

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部