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新体制での初陣は3位発進ー全関東学生自動車運転競技選手権大会

3月10日 府中運転免許試験場

大会当日に発表される規制線などで作られた狭いコースを制限時間内で走行するという運転技術の正確性が求められる本大会。新体制となって今大会に挑んだ中大は男子団体の部で3位に入った。


▲賞状とトロフィーを手にする金田主将

この大会はペナルティによる減点(総減点)が少ない方が順位が高くなるという仕組みである。そのため、1つのミスが順位を大きく左右する可能性がある。また総減点が並んだ場合はタイムの速さで順位が決まる。加えてタイムが4分を超えてしまうと減点となってしまうため、制限時間だけ気にしていればいいとはならないルールになっている。

小型乗用の部東コースには村田允(商3)が出場。村田はこの部門のトップタイムである3分12秒を記録し走行を終えたものの、総減点が3点であったために5位という結果になった。つづいて小型乗用の部西コースに木村俊文(理工2)が出場した。初の公式戦ということもあり極度に緊張してしまったことを悪かった点に挙げ、納得のいく走行が出来ず「後悔しかない」と話した木村。無念の8位という結果に終わった。
小型貨物の部東コースには金田康之介主将(文3)が出場。「タイムに問題はなかった。しかし減点でほかのライバルに後れを取った」と金田主将。7位で走行を終えた。小型貨物の部西コースでは川村隆之(経2)が出場。川村は総減点を0点とし、3分34秒というトップタイムを記録。文句なしの1位に輝いたが、「まだ詰めが甘いところがあった」と反省の言葉を口にした。
これら4コースの総減点を合計した結果、中大は男子団体の部で3位という結果に輝いた。
また女子の部では小型乗用部東コースで中村咲月(理工1)が出場。初の公式戦出場となったが、結果はタイムオーバーという形になった。


▲小型貨物の部 西コースで優勝を果たした川村

金田主将は3位という結果について「優勝を目指してやってきたので悔しい結果」と語ったが、今大会、走行した選手全員が昨年度の全日本学生自動車競技選手権大会に出ていない中でも「3位にこぎつけたのは一人一人の意識の力」と話した。
今年度の目標は全日本総合杯団体の部優勝。そのためにも全関東総合杯で優勝を狙う。新生中大自動車部の挑戦が始まった。

◆試合結果◆
男子個人の部
小型乗用の部 東コース ⑤ 村田
小型乗用の部 西コース ⑧ 木村
小型貨物の部 東コース ⑦ 金田
小型貨物の部 西コース ① 川村

男子団体の部
①青学大②早大❸中大

女子個人の部
小型乗用の部 東コース TO 中村

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部