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秋季リーグ開幕直前インタビュー④~大学野球の集大成!4年生野手編

春季リーグ戦では王者・国学大と最後まで優勝を争うも、あと一歩届かず惜しくも2位に終わった中大硬式野球部。悔しさを胸にさらなる成長を遂げた中大の秋の陣、秋季リーグ戦が9月13日(月)に神宮球場で開幕予定です!そこで今回は全6回にわたって、計15名の選手のインタビューをお届けします!第4回目の今回は、大学野球ラストシーズンを迎える中川拓紀(商4=宇治山田商業)と中田悠斗(経4=藤枝明誠)の2選手です!

※感染防止対策を十分に考慮した方法で取材を行っています。

〈中川拓紀〉(聞き手、構成:竹内賢心)

▲春リーグはチーム最多の4盗塁を記録。自慢の俊足でチャンスを呼び込む

──春リーグを振り返って
打率3割に乗ってバッティングの面では満足したのですが、守備ではここ1番の所でミスが出たりしたので、もう少し精度を高めた野球をしていく必要があるなと思いました。

──足捌きや捕球、送球など難しい一連の動きを求められてる中で最も意識する所や、心掛けている部分は

送球につなげるのが1番だと思うので、取ってから次の足をつく場所だったりそういうのを意識してやっています。

──プロで目標とする、または参考にしているショートは

西武の源田選手です。守備が上手くてタイプ的に似ているので意識しています。

──どこが似ていると思うか

長打というより低い打球を打つタイプだったり、足を活かしたプレーをしているのが似ていると思います。

──昨年秋と比べて春は打撃面でも成績を大きく伸ばした。自身のバッティングで変えた所

今までは力がなかったので当てに行くようなバッティングが多かったのですが、春からは思い切って全力で振る事を意識してやるようにしました。

──盗塁をする上で心掛けていることは

スタートです。今までは牽制を意識していて後ろの塁への意識が強かったのですが、思い切ってスタートする事を意識してから決まるようになりました。

──意識するようになったきっかけ

一個上の五十幡さん(亮汰=日本ハム)を見てて、五十幡さんは足もあってリードも大きく自分とはそこが違うかなと思ってて、自分はリードの幅を広げるのは厳しかったので小さめにして戻りの不安をなくすようにしました。

──走塁で意識すること

シートノックの時から相手の動きだったり肩の強さだったりを見て、あまりランナーコーチを頼らず自分の意思の中で走塁をできるように心がけています。

──強い送球をする際に工夫していること

あまり上半身で投げようとしてもブレてしまうので送球に繋げるための下半身の動きを意識しながらやってます。

──この夏を通じて主に練習してきたこと

バッティングを中心にしていて長打を増やすために重いバットで振り込むようにしていました。

──球際の難しい場面で捕球する場面もよく見られるが難しい打球や当たりで、あと一歩追いつくことができる要因を振り返って

強い打球だと力が入ってしまって体の可動域が限られてしまうので、強い打球が来た時ほど力を抜いて楽に動けるようにして対応できるようにしています。

──今後、自身で感じる課題は

ショートで守備ではゲッツーだったりを求められていると思うのでボールの握り変えだったり送球の精度を高めていくことと、打撃ではチャンスでの一本、勝負所で打てるようにしていきたいと思います。

──秋リーグでここを見て欲しいというポイント

春より力強いスイングができるようになったと思うので自分の今まではなかった長打を見て欲しいと思います。

──自身の強みと改善点

強みは守備だと思いますが、東都の他のショートの選手を見ているともっと球際が強かったり上手い選手が多いのでそこに負けないようにやっていきたいと思います。

──秋リーグで注目している投手

おなじ三重出身の国学大の池内は高校最後の夏でも対戦しているので最後にもう一回対戦してみたいです。

──秋リーグにおける個人的な目標

ベストナイン取るのを目標にしていましたがまだ取れていないので最後に取りたいと思います。

──秋リーグ優勝に向け、意気込みを
年間の最後、集大成になるのでチームで優勝して全国大会で日本一を取れるようにやっていきたいです。

中川拓紀(なかがわ・ひろき)

生年月日:1999年4月3日
学部学科:商学部・会計学科
身長・体重:180㌢・72㌔
出身高校:宇治山田商業高校

 

〈中田悠斗〉(聞き手、構成:竹内賢心)

プレーでも声でもチームを引っ張る頼れる存在

──春リーグベストナインに輝いたが、どのような点がよかったと思うか

積極的に振れる事であったり、思いっきりの良さがベストナインという結果につながったと思います。

──去年に比べて成長したと感じる部分

年生になって周りをよく見られるようになりチームを見られるようになったからこそ結果もついて来たと思うので、そこは成長したと思います。

──秋リーグに向けてここを見て欲しいというポイント

自分の声と走塁です。

──秋リーグで自身に求められている役割

年生としてチームをまとめる声であったり、打点やヒット数が求められると思います。

──春リーグを振り返って

優勝できなかったのが悔しくて、優勝決定戦まで行って負けたのが悔いに残っているので、最後優勝して悔いの残らないようにしたいです。

──自身で1番強みだと思うところ、走攻守の中で1番改善していきたい点

走塁が強みで改善しないといけない所はチャンスでの勝負強さであったり打点が春は少なかったのであげられるようにしたいです。

──打撃で改善した部分

ボール球を振らないことです。ボール球は打っても絶対ヒットにはならないので、そこは見極めができるようになってきたので打率も上がってきたのではと思います。

──走塁において大事にしている部分は

次の塁、次の塁というのは目標にしてやってきたのでリーグ戦でも隙があれば次の塁を狙っていきたいと思います。

──この夏練習したこと

打撃の部分で改善する余地があったのでベストナインという結果に満足せず練習しました。

──守備で心掛けていること

一歩目です。一歩目は外野手にとって全てと言っていいほど重要なので常に、試合に集中して一歩目を切れたら取れる打球も多くなると思うので守備の時は一歩目を意識しています。

──秋リーグで対戦してみたい投手

優勝した国学大の池内選手です。国学大の投手とは悔しい思いがあるので対戦したいです。

──秋リーグに向けて個人的な目標

最後のシーズンなので悔いのないように優勝を目指して一生懸命チームに役立つ結果を残したいです。

中田悠斗(なかだ・ゆうと)

生年月日:1999年7月24日
学部学科:経済学部・経済学科
身長・体重:182㌢・79㌔
出身高校:藤枝明誠高校