【硬式野球部／オフシーズン対談・第６回】繁永晟×松嶋晃希×皆川岳飛　「最後まで食らいつく気持ち見せる」３年野手陣が来季見据える

足も速くて、守備もうまくて。三拍子そろったいい選手だと思います。

大学生の中では世代ナンバーワンと言えるような選手です。

どの大学にも負けないようなキャプテンシーを持っていますし、試合ではチャンスが強いバッティングに注目してほしいです。

個人では目標にしていた首位打者が取れていい年だったんですけど、チームとしては２回春秋と青学の胴上げを目の前で見ているので、そこは悔しかったです。

試合に出ることが去年の新チーム始まってからの目標だったのでそれは達成できたんですけど、チームで勝てなかったので、それは悔しい１年になりました。

個人としては春タイトル取れて。順位は２位という結果になって、春秋通して青学に目の前で胴上げをされたという悔しさもあって。秋はタイトルが取れなかったというのもそうですけど、チームとして優勝できなかったのが一番悔しいです。

レベルが高い中でものすごく良い経験させてもらったなと。夏の合宿とジャパンを決める練習会とかに選ばれるように、春のリーグ戦とかでしっかりと結果を出したいです。そのために今の時期というのは大事だと思うので、刺激をもらった良い経験になりました。

いろんな人いたんですけど、創価の立石選手だったりとか。バッティング練習で柵越えとかしていて。見て分かるのもそうなんですけど、データとかスイングスピード、打球速度も一級品で。こういう選手がプロに行くんだなと改めて一緒にプレーしてわかって、身近で学べたことがありました。

自分も立石君ですね。バッティングが同級生でも全然違うなというのを感じたので。追いつけるようにやっていきたいと。

まあ適当に。監督から。

いろいろ動画とか見たんですけど、この２人は１番２番ですごいなと。

監督とコーチに呼ばれて。いきなりキャプテンやれと言われて。さすがに１回断って。自分出来ませんと。（だが）まあもうやれと（言われました）。

全員が日本一というのを目標にしているチームというのを作りたくて、後は雰囲気良いチームを作りたいです。

まあ暗くはならない。どんなミスしてもどういう状況でも落ち込んだりというのはしげ（繁永）がキャプテンになってからなかったんで。ずっと明るいチームが作れるのかなと。

明るく元気あるチーム像というのがしげが一番持っているところだと思うんで、そこはしっかりと自分たち４年生で作り上げて、下級生が物怖じしないというか、プレーしていてプレッシャーかからないような、のびのびできるチームを作っていきたいです。

松嶋はエラーを本当にしないので、安心感のある守備ですね

自分は新チームになってからファーストをし始めたので、基本的にしげが取れる打球は全部任せてなので、やりやすく守らせてもらいました。

今は外野の練習をすることが多いんですけど、チームの状況によってはどっちもできるように練習しています。

神宮だと太陽とかすごいかぶったりするんで、そのワンプレーで負けるというのもたくさん見てきたので、そこは難しいんですけど、練習していけたらなと。

さっき言った太陽とか、神宮では照り返しもあるので。風とかもあるので、球場変わって旗確認したりとか。シートノックで芝の状況とか。秋は朝とか結構、霜で濡れていることもあるので。

ずっと内野です。

中学の時は外野、高校の時に外野行ったり内野行ったり。大学に入ってからは外野メインでやってたんですけど、新チームでは内野でした。

小学校の時はショートで、中学校は最初内野で入ったんですけど、ピッチャーに変わって。高校に入ったときにピッチングからバッティングに専念しようとなって。バッティングの方が好きだったので高校から外野に変更して。キャッチャー以外はほとんど守りました。

一番は体がまだできていないということと、自分たちが教えるのは体ができた上でのプラスアルファなので。

野球を楽しんでやっていたので、改めて野球は楽しいものだと。

楽しく野球ができているのと、結構質問をしてきてくれていたので、結構技術面は教えられたかなと。ゴロの取り方とか、投げ方とか。まだ技術面で細かく教えてもあれなので、ざっくりと意識すべきところを簡潔に教えました。

あんまりないですかね。

中学校１年生の時に初めてお父さんが誕生日に買ってくれたグローブを、今でも大切に使っていて。一番取りやすくて。バットは86センチで短く持つようにしています。

グローブオーダーしているので、結構色が派手めで自分の好きな色かなと思うので。スパイクは刃じゃなくてポイントなので、そこはみんなと違うところかなと。刃からポイントにしたのも、人工芝で結構引っかかっちゃって足をくじいてしまったことがあって、そこでポイントに変えてからあまり引っかからなくなりました。

本当に仲が良いなと。オフ前とかも１年のころからみんなでカラオケに行って、今もそれは変わらない学年かなと。

（松嶋を指差す）

川崎鷹也さんとかよく歌います。

93点くらいですね。

自分たちはよくジムに行って、ここやったとかグループラインで共有しますね。

自分が見てもすごく良い選手だなと思いますし、自分が中学校３年生上がった時点で埼玉の寮に行ってしまったので、あんまり見られてないですけど。どのくらい成長しているのか、一緒にプレーするのでそこは楽しみだなという風に思います。

３人兄弟の３番目です。兄が２人野球をしていていました。

４人兄弟の４番目で、お兄ちゃんが３人います。兄の影響で野球を始めました。

自分は福岡で、田舎なんですけど自然豊かな良い街だと思います。

自分は岡山で、自分も田舎で、人がいないのが逆に良いです。

群馬の館林で、むちゃくちゃ都会です。近くにセブンイレブンがあって、結構店長と仲良くて。

まつ（松嶋）は、なれこいですね。

岳飛は高校時代に練習試合したことがあったんで、それで知っていて。しげは自分の中学校の同期が大阪桐蔭に行っていて、お母さんがつながっていて、繁永君と仲良くしなみたいな。気づいたら仲良くなっていました。

東恩納蒼（商１＝沖縄尚学）です。同じ九州男児なんで、期待してるっす。

（近くにいた東恩納）期待に応えないとですね。四冠取らないといけないので。（３年生野手陣は）失点しても打ってくれるので頼もしいですね。

弟と言っておきます。帰ったら一緒に練習します。大会中とかにはバッティング道が送られてきて、どう？　とか聞かれるんですよね。

まつは野球ではクールになっているんですけど、プライベートは結構甘えてくるのでかわいいところがあるなと思います。

おい！

岳飛も結構甘えます。

いや、あんまないですね。

いや、うそっすよ（笑い）。本当に気持ちが強いです。

しげはずっとふざけています。寝る時以外はずっとしゃべって、一緒にいても楽しいですし、おもしろいなと。

はい！！

岳飛は普段からもおとなしいのはおとなしいんですけど、ふざける時はふざけて、一緒にいて楽しいなと。

しげはやっぱりずっとふざけていて、でも試合の時オンオフしっかりしているんで、やるときはやるという。キャプテンとしてもそうですけど、キャプテンになって自覚芽生えて変わってきたかなと個人的には思います。あと結構ファンがいるので。そこは羨ましいなと。まつはむっちゃ負けず嫌いなので。結構競り合うところ多いんですけど、数値とか。そこは自分も負けず嫌いなので、そこは負けないように頑張ろうとしているんですけど。あとやっぱバカなので。頭がよくない、勉強ができないだけで、いじられキャラなんですけど、負けず嫌いなんで。好きな部分でもありますね。

唯一足の速さだけは負けてないかなと（笑い）。

（熟考して）バッティングですかね（笑い）。

漢。田んぼに力じゃなくて、さんずいの方の男になりたいんで。今年はちょっとは成長できたかなと思います。

積。新チーム始まってから、ずっと練習であったりを積み重ねてきたので、こういう結果が出たのかなと思うので。「積み重ねる」の積にしました。

氣。気持ちを出す、気持ちあふれるプレーを、ということでこの字にしました。

去年は春秋と優勝の手前まで来て優勝できなかったので、今年は本当に目標としては四冠で。そこは応援してもらって、自分たちの活躍している姿を見せられたらいいかなと思います。

今出ている選手も結構下級生から出ている選手が多いので、楽しみにしてくれたらいいなと思います。

今年はふがいない結果に終わってしまって、見に来てくれる人も点差開いたりとかおもしろくない試合が何個かあって、どんなに点差が開いても最後まであきらめないという気持ちを選手たちは出していると思うので。そこを最後まで食らいつく気持ちを見せられたらなと。