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1年生伊藤櫂の大学第1号も出た!大量得点で今季初勝利ー東都大学野球春季リーグ戦 対亜大2回戦

2023年 4月3日 ナゴヤ球場チーム 123 456 789 =RHE亜 大 000 010 002 =381中 大 001 131 02× =8101[亜]齋藤、岩本、本田、北嶋、伊藤寛ー小山、前嶋[中]石田、岩城、大栄、三奈木ー綱川[本]<中>伊藤櫂(5回3点)◆スタメン◆1[三]繁永  晟(商2=大阪桐蔭)2[指]佐藤  豪(経2=藤代)3[中]皆川 岳飛(経2=浦和学院)4[右]髙橋 隆慶(文4=明秀日立)5[左]櫻井 亨佑(商3=習志野)6[二]中前 裕也(法4=浦和学院)7[一]石井  巧(文4=作新学院)8[捕]綱川真之佑(経2=健大高崎)9[遊]山本  聖(文3=鹿屋中央)P   石田裕太郎(経4=静清)リーグ開幕戦を黒星発進した中大は、勝ち点獲得のためには絶対に負けられない亜大との2回戦に挑み、伊藤櫂人(文1=大阪桐蔭)の大学初本塁打を含む二桁安打の猛攻で勝利した。中大の先発は石田。毎回ランナーを許すも要所を締めるピッチングで、亜大打線を4回まで無失点に抑える。

ピンチを切り抜け雄叫びを上げる石田試合が動いたのは3回。先頭打者の石井がサードへ強襲ヒットを放ち出塁すると、一死2塁から山本のライトの頭を越える三塁打で先制に成功する。さらに4回には主将中前の今季初安打となる適時打で着実に点数を重ねていく。

適時打を放ち喜びを爆発させる中前5回に1点を返され1点差とされたその裏、四球と左前打で一死1、2塁のチャンスをつくると、「左(投手)になったというのもありますけど、調子も良かったのでいってくれるかな」と清水監督が代打で送り出したのは伊藤櫂。フルカウントからの7球目、「追い込まれてからは何とか後ろに繋ごうという気持ちで打った」という打球は、バンテリンドームと同じ左翼100m、フェンス4.8mを越える本塁打となり3点を追加。これが試合を決める一打となった。

公式戦2打席目にして本塁打を放った伊藤櫂

その後も山本のこの試合2本目となる三塁打など安打を重ね、終わってみると10安打8得点。昨日の試合と一転し打線が爆発した。大学公式戦では初の本塁打を放ち最高の大学野球人生をスタートさせた伊藤櫂。大学では先輩たちの「勝ちにこだわる」姿勢に圧倒されたという。「とにかくチームが勝つために自分ができることを考えた上でそれに伴った結果がついてこればいい」とこれからの目標を語った。1勝1敗とし3回戦に持ち込んだ中大。開幕カードで勝ち点を獲得し、目標であるリーグ優勝、そして日本一に向けて弾みをつけたいところだ。

◆試合結果◆
〇中大8 -3 亜大●

◆お知らせ◆
次戦は4月6日(木曜日)に明治神宮球場で行われる対亜大3回戦です。

(記事:山里莉子、写真:小野祐司、髙梨晃世、志水恒太、中島遥)

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