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勢い止まらず安定した勝利 しかし反省も-第1回全日本大学バスケットボール新人戦 対富士大

2023年7月11日 大田区総合体育館

新人インカレ2戦目となる今試合の相手は富士大。快勝した前日の愛媛大戦の勢いそのままに相手を寄せ付けないプレーを見せ終始圧倒。Dグループ1位通過のための次なる一勝を手にした。

スターター

#1久岡賢太郎(商2)、#3高山鈴琉(商1)、#22島﨑輝(商2)、#37カッター勲生(法1)、#77宮内柊人(商2)

第1クオーター(Q)、序盤は富士大が得点を重ねる展開を見せたが、#1久岡の得点を起点として一気に中大ペースに。#37カッター、#77宮内と続けざまにシュートを決めつつ、徹底したリバウンドでリードを守り切り、このQを16ー10で終えた。

第2Qでも勢いは衰えず、序盤#37カッターが着実にフリースローを沈めた後に、#77宮内のバスケットカウントで点差を広げた。途中相手に3点シュートを決められる場面もあったが、すぐさま#15坂口大和(商1)のバスケットカウントで取り返し、負けじと中大も#34赤平奏人(文1)、#3高山が3点シュートで圧倒した。しかし、Q終盤では中大のファールが目立ち、相手にフリースローの機会を多く与える展開に。48ー31で前半を終えた。

▲果敢に攻める#3高山

後半第3Q、序盤から#1久岡が連続で3点シュートを決め勢いづくと、その後も中大ペースで試合は進行した。このQでは#5石口直(文1)が出場し活躍。3本の3点シュートを決めるなど計11得点を挙げた。そのほかに#17佐藤優斗(文2)、#18川松透也(法1)の得点もあり、ここでも流れを渡さずに83ー42で最終Qへ。

▲第3Qだけで11得点を挙げた#5石口

富士大の3点シュートから始まった最終Q。中大は#28柘植皓心(商1)などの活躍が見られたものの富士大も着実に得点を重ね、このQでは中大22得点に対して富士大が23得点を挙げた。しかし、最後は#18川松の3点シュートで試合終了。リードを最後まで譲らなかった中大が105ー65で勝利した。

▲「自分たちのやることをやって、相手に合わせないでやろう」と今試合の目標を掲げた#1久岡

大幅リードで余裕のある勝利を見せた中大。富士大という未知の相手との試合に#1久岡が「リバウンドや声出し、走るなどのチームの決まり事だったりとかが、前回よりは少しずつ徹底できるようになってきた」と話したように収穫もあった一方で、特に終盤第4Qなどの試合展開について、#37カッターは「最初から点差をすごい開けるように勢いでいったんですけど、途中でなんかそれが止まっちゃってグダグダになってしまった」と反省を語る。

次戦は関西の強豪・天理大を相手に迎える。選手たちは「明日からは相手チームのレベルがガラッと変わると思うので、そこで相手に最初に勢いで来られないように自分たちが先に勢いに乗って勝ちたい(#1久岡)」「グダグダな試合になんないように、そこは気を引き締めていきたい(#37カッター)」と意気込んだ。まずはDグループ1位通過を目指す中大バスケ部。その快進撃から目が離せない。

◆試合結果◆
〇中大105(16-10、32-21、35-11、22-23)65富士大

(記事:桑沢拓徒、写真:桑沢拓徒、藤野真紘)

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