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第1Qは圧倒するも、後半相手の留学生を止めきれず悔しい逆転負け…ー第62回関東大学バスケットボール新人戦2回戦 対日体大

2022年6月3日 大田区総合体育館 

各大学の一二年生のみが出場できる今大会。昨年度の3位より上の順位を目指し臨んだ。初戦の埼工大戦を80ー44と圧勝し迎えた二回戦の相手は昨年のリーグ戦で試合終了間際に逆転され敗戦を喫した日体大。リベンジを果たし、嫌な印象を払拭したいところ。

スターター

#8喜多陸登(総2)、#13小川翔矢(法1) 、#16栃木俊亮(商2)、 #25西村慶太郎(経2)、#42山崎紀人(商1)

第1クオーター(Q)は中大ペースで進む。オフェンスでは#8喜多、#77宮内柊人(商1)の3点シュートや、両ウイングを中心としたラン&ガンが持ち味の日体大に対しそれを上回る速攻で得点を重ねていく。ディフェンスでは#42山崎の長身を生かしたブロックショット、日体大のフルメンバーでも主力として活躍している留学生#35ムトンボに対する徹底的なダブルチームでのディフェンスが功を奏しリードを広げる。20ー8と相手を圧倒し第2Qへ。

インサイト・アウトサイドの両方で存在感を見せた#42山崎

しかし、第2Qに入ると歯車がかみ合わなくなってしまう。序盤は#22島崎輝(商1)の二本の3点シュートなどで流れを渡さなかったものの、終盤に入るとムトンボ(日体大)が牙をむく。オフェンス・ディフェンスの両方で持ち味の身長とフィジカルを活かしたリバウンドでインサイドを完全に支配。28ー32と4点差までに迫られ、嫌な流れで前半を終える。

▲ムトンボ(日体大)と競り合う#33小川

後半は完全に日体大ペース。相手の#41の立て続けの3点シュート、「ダブルチームで入る前にゴール下の侵入を許してしまった」(#35小川)とムトンボ(日体大)にリバウンドを確実に取られ、攻守ともに圧倒される。第3Q序盤で逆転を許し、逆に点差を広げられる。「打つしかないっていう感じで打った」という小川が終盤に驚異の六連続3点シュートを記録するも、この試合30リバウンドと最後までムトンボ(日体大)を止められず、敗戦。悔しいベスト16敗退となった。

チーム総得点の約半分の33得点を記録した#33小川

「インサイドでやられてしまった」(#42山崎)、「日体大さんがゾーンディフェンスをしいてくるとは思っていなかった。そこに最後までアジャストできなかった」(#35小川)と課題も見つかった一方で、「シューターとビッグマンがいない中、あの点差で終われたのは一人一人が仕事を全うしたから」(#35小川)と選手たちは手ごたえも同時に得ることができた。次なる戦いは八月下旬から開幕するリーグ戦。昨年は19年ぶりの勝ち越しを果たし、さらなる躍進が期待される。今回の大会で成長を遂げた下級生と上級生がどのようなハーモニーを奏でてくれるのか、楽しみだ。

◆試合結果◆
●中大64(20-8、12-20、12-26、20-23)77日体大○

この試合の写真をインスタグラムで投稿しており建ます!詳細はInstagram(@chuspo_report)をチェック!

(記事:江渕光太、写真:江渕光太、二村沙羅)