2025年 8月 30日 明大和泉キャンパス
秋季リーグが開幕。中大の初戦は東海大。前半はビハインドで折り返すも、後半は攻守かみ合い、逆転に成功した。初戦を勝利する。
▲シュートを放つ中島大智(文3)
前半、中大は藤川淳(法3)のシュートで先制する。その後は常に同点、1点差の展開。前半10分30秒頃、藤川のロングシュートで初めて2点差をつける。前半15分50秒には長谷川惣唯(法3)からのパスを伊禮颯雅(法4)がスカイプレーで得点するなど会場を沸かせる。しかし、ボールロストから速攻を決められ、さらに連続失点をし、前半21分頃、同点に追いつかれる。すぐさま中島のポストシュートで逆転し、永森遥透(法2)の連続シュートで再び2点リードするも、ボールロストからの速攻で失点するなど、3連続失点を喫し、ついに前半29分頃、逆転される。中大はすぐさまタイムアウトを取るも、ボールロストで攻撃を終え、前半終了。
▲相手に阻まれながらもシュートを打つ永森
1点を追いかける形で始まった後半、両チームが交互に点を取り合い、一進一退の攻防がつづく。近藤ダノベン優一郎(法4)、長谷川のシュートで、中大が3連続で得点を挙げるも、東海大も負けじと連続で点を取り、流れをつかみ取ることができない。しかし、後半11分頃に選手交代のためコートに入ったばかりの永森のロングシュートを皮切りに、中大は点を重ね始める。後半14分頃、伊禮のパスで長谷川がスカイプレーを見せる。実方監督が今日のMVPに名前を挙げた中島は、味方の緩いパスから素早くシュートを決めた。中大は随所で連続得点を決め、徐々に点差を引き離していく。最終的に5点リードの38-33で試合終了。開幕戦勝利を収めた。
春季リーグでは優勝決定戦に敗れ、惜しくも2位となった中大。その後強化してきたというディフェンスを武器に、秋季リーグの優勝へ期待がかかる。今秋5連覇を目指すインカレへとつなぎたい。
◆試合結果◆
○中大38(16-17、22-16)33東海大●
◆コメント◆
【実方監督】
─試合を振り返って
昨日の夜のミーティングでも彼らに言ってたんですけど、リーグ戦とかインカレの初戦前半って、バタバタしちゃうんですよ。硬く入っちゃうんで。でもそこは落ち着いてちゃんとやれば、うちのゲームをやれば後半に(点差が)離れるからって昨日言って本当にその通りになりましたね。前半はディフェンスは悪くなかったんだけど、相手のクイックスタート、点決められたらもうすぐ行く。あれで前半4.5点とやられちゃって。だからうちはディフェンス頑張って守ってるんだけど、あれでかえって取れちゃったみたいな。あとはちょっとミスが多かったので。前半でそのミスで底をくらっちゃってみたいな。そんな感じの前半でした。ハーフタイムで、ディフェンスは守ってるので、あとは速攻と(伝えた)。速攻くらっちゃってるんで。後半ミスをしないのは難しいんだけど中大のハンドボールをしっかりやって、しっかり戻って、速攻を守るっていうやりましょう。そんな話をして、やっぱり後半はその通り、彼らやってくれたんですけど、かなり速攻を守れた。そこはああやってゲームは離れていく。あとは、ディフェンスが、春が終わってからディフェンスの練習を強化していたので、今日はしっかりとディフェンスできたかなというふうに思います。
─今日のMVPの選手は
中島大智だな。伊禮颯雅と中島大智は同じ得点なんですよ。やっぱりディフェンスを考えると、中島はもうガンガンやってくれた。
【伊禮選手】
─秋季リーグ初戦でしたが、試合を振り返って。前半と後半変わったところなど。
前半はちょっと硬い部分があって、オフェンスの部分でミスがあり、そこからの速攻っていうのがあったんですけど、後半はリーグの大会にも少し慣れつつ、オフェンスを徹底してシュートまで行こうということで、それからあとはシュートを打った後はディフェンス戻り、相手のリスタートを防ごうということで、徹底してやったんですがらそれが上手くハマってよかったです。
─秋季リーグ戦全体への意気込み
秋季リーグではインカレのシードもかかっているので、全勝優勝して第一シードを取りにいきたいと思います。
◆お知らせ◆
次戦は8月31日(日曜日)に明大和泉キャンパスで行われる対立大戦です。
(記事、写真:今村志歩、佐伯真生、福島佳那子)
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