2024年5月6日 ダイドードリンコアイスアリーナ
春季リーグが開幕し、初戦となった神大戦は21―1で勝利を収めた。主将を務める種市悠人(総4)は今年のチームの雰囲気を「1年生が活発に動いてくれていて、1年生が必死にやることによって上(の学年)もしっかりやって、例年よりハードなプレーができている」と語る。その言葉通り6人の1年生が初ゴールを決め、チームの士気を高める活躍を果たした。
〈第1ピリオド〉
開始直後の下坪久晃(商3)の先制点を皮切りに、高崎誠大(経1)と棚橋映斗(経1)の初ゴールによる得点が続く。その後は沼田陸(文4)が3連続ゴールの活躍を見せた。攻撃の勢いは弱まることなく、初ゴールの竹内玲温(総1)、本日2得点目の高崎誠が点を稼ぐ。開始約17分には1失点を許したものの、小岩獅竜(商1)の初ゴールと鈴木渡硫(商2)の得点で10―1となり、大量得点で第1ピリオドを終えた。
▲3連続得点で大活躍の沼田
〈第2ピリオド〉
前半、何本もシュートを放ち果敢に攻めるが相手のディフェンスに阻まれ決めきれない中大。流れを変えたのは、斎藤愁馬(経3)のアシストからの下坪のシュートであった。その直後、再び斎藤のアシストで辻崇太郎(経2)が追加点をあげる。第2ピリオド残り40秒には、高崎誠がこの試合3得点目となるゴールを叩き込んだ。
▲3得点をあげた高崎誠
〈第3ピリオド〉
ハードなプレーで攻撃を続ける中大は第3ピリオド開始5分の内に、斎藤、棚橋、藤間航哉(経3)の3人が続けて得点。さらに初ゴールとなる杉江真宙(経1)、2得点目の竹内、高橋日向多(商1)の初ゴールが続く。相次ぐ1年生の初ゴールには、観客席から見守る上級生も喜びの表情を見せた。その後の沼田、駒田怜申(文2)も得点を重ね、21―1で試合終了。
大量得点で勝利した中大であるが、種市は「1失点したところは課題」と振り返る。「(春季リーグの)目標としては優勝だが、今シーズンは一つ一つの試合を大事にして、一回一回、一喜一憂せずに頑張っていきたい」(種市主将)という言葉通り、主将は冷静に次を見据えていた。結果に左右されず、安定した強さを目指す新チームの今後に期待したい。
◆試合結果◆
〇中大21(10-1、3-0、8-0) 1神大●
◆お知らせ◆
次戦は5月12日(日)に行われる対大東大戦です。
(記事:田中のぞみ、写真:スケート部提供)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)