2024年11月2日 ダイドードリンコアリーナ
リーグ戦のポイントでもあった東洋大、明大との2戦を落としてしまった中大はなんとしてもこの試合はものにしたいところ。序盤相手の堅守に苦しみなかなか点数に繋がらないゲームだったが、徐々に調子を上げていき、最後は4ー1で快勝を収めた。
▲果敢に相手ゴールに迫る横須賀
<第1ピリオド>
第1ピリオド開始早々から、果敢に相手ゴールに迫る。しかし、序盤からペナルティーもあり数的不利になったことで、なかなかリズムを掴むことができない。それでも、主将種市悠人(総4)が中心となり、フォアチェックで高い位置でパックを奪うシーンもあり、多くのチャンスを作るもゴールを奪うことができず、0ー0のまま第一ピリオド終了。
▲倒れ込みながらシュートを放つ堤
<第2ピリオド>
第2ピリオドも第1と同様、チャンスはいくつかあるものの相手GKの見事なセービングにより阻まれる。しかし、遂に頼れるエースが均衡を破る。13分、速攻を仕掛けられるもセンターライン付近で奪え返すと横須賀大夢(総3)、木村祐翔(商3)と繋ぎ、最後は堤虎太朗(総4)がゴール左隅に叩き込み、先制に成功する。その後も幾度なくチャンスを演出するも追加点を奪うことができず、試合の行方は第3ピリオドへ。
▲ゴールを分かち合う選手たち
<第3ピリオド>
開始早々から試合が動く。5分、これまで多くの決定機を作ってきた角丸陸斗(国経3)から、この大会絶好調の横須賀が鮮やかにゴール上隅に突き刺し、追加点を奪うことに成功する。しかし、13分に一瞬の隙を突かれ、相手に一点を返されてしまう。一時2ー1と一点差に迫られるも、その1分後、木村からのラストパスを受けた夏野晃輔(商4)が遠目からシュートを放ちゴールを決め、点差を広げる。そしてその4分後には、堤が持ち上がり華麗なパスワークで主将種市がダメ押しとなる4点目をあげ、試合はこのまま終了。
▲主将種市と堤の4年生コンビ
序盤は相手の堅守に苦しんだが、終始これといったチャンスを与えず圧倒した中大。この後すぐにセカンドリーグが始まり、この快勝の勢いそのままセカンドに弾みをつけたいところ。春ではこれまで苦戦を強いられていた東洋大相手に勝利を収め、夏はサマーカップを制し、確実に勢いに乗っている中大。ファーストでは東洋大戦、明大戦と落としてしまったが、セカンドも同様にこの2校との対戦がポイントになるだろう。なんとかこの2校との対戦をものにし、インカレに向けた今後の中大勢の活躍には目が離せない。
▲シュートを放つ角丸
◆試合結果◆
〇中大4(0-0、1-0、3-1)1法大●
◆お知らせ◆
次戦は11月4日(月曜日)にダイドードリンコアリーナで行われる対法大戦です。
(記事:本國大和、写真:本國大和、塚越香都)