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ファーストリーグのリベンジならず、強豪東洋大に黒星─エイワ杯2024年度関東大学アイスホッケーリーグ戦セカンドリーグ 東洋大戦

2024年11月18日 ダイドードリンコアイスアリーナ

セカンドリーグも折り返しとなる3戦目。秋リーグ優勝を目指す中大にとって、勝たなければならない東洋大戦。開始直後、2点先取される苦しい展開だが角丸陸斗(国経3)、小岩獅竜(商1)が2点を取り返して同点に追い付く。しかし再度リードを許した第3ピリオドで攻めきることができず、2-4で惜敗した。

 

〈第1ピリオド〉

開始からわずか5分、東洋大が先制点を取ると、勢いづいた東洋大がさらに追加点をあげ、2点リードされる。しかし、東洋大の選手がペナルティーを取られ、中大のパワープレーになると、すかさず夏野晃輔(商4)からパスを受け取った角丸が合わせてゴールを決めた。さらにその数秒後、荒木零士(総3)、小野田蓮(経3)のアシストで小岩が追加点をあげ、同点に追い付く。大きく点数が動いた前半とは対照的に、後半は試合が動かず、膠着した状態のまま2-2の同点で第1ピリオドを終えた。

▲ゴールを決めた角丸

 

〈第2ピリオド〉

同点で迎えた第2ピリオド、終盤まで互いに点を譲ることなく均衡した試合展開を魅せる。何本も放たれる相手の凄まじいショットに川合温人(文3)は素早く対応。しかし残り4分、巧妙な連携プレイに対応しきれず、点を許してしまう。試合終盤、辻崇太郎(経2)が切り込んでいくも惜しくも得点ならず、流れを掴めないまま第2ピリオドを終える。八戸監督は「細かいミスと守りの時間が長く、力負けをしてしまった」と話す。

▲素早く対応した川合

 

〈第3ピリオド〉

1点を追いかけるまま第3ピリオドも残り7分、「エネルギー不足だったりとか、練習で積み重ねてきたものが出し切れなかった」と種市悠人主将(総4)が振り返るように、終盤で攻めてきた東洋大に対応できず、さらに追加得点をあげられた。ラスト30秒でキーパーの川合を下げてパワープレーを仕掛けるも攻めきることができず、2-4で惜敗した。

▲チームを引っ張る種市

 

秋リーグも残り2試合。優勝への道は閉ざされてしまったが、「試合内容で勝つ」(種市)ことを目標として次戦の明大戦へ挑む。

また、12月末に行われるインカレでも同じ山にいる東洋大。互いに勝ち上がればベスト4をかけた大一番で対峙する。今年度公式戦での東洋大戦の戦績は一勝二敗。インカレでのリベンジマッチに期待がかかる。

 

◆試合結果◆

●中大 2(2-2、0-1、0-1)4 東洋大○

◆コメント◆
種市

―今日の試合を振り返って

試合の入りとか雰囲気は結構いい感じできてたんですけど、最後3ピリで追いつけなかったってところで、やっぱりエネルギー不足だったりとか、練習で積み重ねてきたものが出し切れなかったところがあったので、そこの部分が大事だなと思いました。

―今日の試合で見つかった課題

今日の試合でもやっぱりシュート数で負けていたり、そういった守りの面が足りないと思うので、少ない得点でも勝ち切れるチームっていうか、失点を減らして得点をするっていうチーム作りをしていきたいなと思います。

―次戦への意気込み

明治もインカレの決勝とか行ったら当たるかもしれないので、ここで1回(勝って)嫌なイメージを付けて、試合の結果っていうより無いようで勝れるようにやっていきたいです。

◆お知らせ◆
次戦は11月30日(土)にダイドードリンコアリーナで行われる対明大戦です。

(記事、写真:森本咲羽、塚越香都)

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