10月26日 ダイドードリンコアイスアリーナ
2巡目2連勝と最高のスタートダッシュを切った中大は1巡目で完封勝利をおさめた日体大との一戦に臨んだ。第1ピリオドで幸先よく先制点を奪うと、宮本明朗(総3)が前の試合に続きハットトリックを達成する活躍もあり最終スコア7-3で勝利。2巡目無傷の3連勝を決めた。
▲先制点を挙げた小原
〈第1ピリオド〉
試合開始4分、どちらのチームも流れをつかめずにいる中で中大に待望の先制点が生まれる。矢島翔吾(総2)、米山幸希(法1)のアシストを受けた小原匠磨(総2)がそのままパックをゴールに突き刺した。「リズムを作ろうとセットで話していたので、それがうまく点数に繋がった」(小原)と語った通りこのセットが流れを大きく中大に引き寄せた。その後も中大の攻め込む時間は続く。残り7分でペナルティを取られた直後、宮本が一人でパックをゴール前まで運び、そのまま鮮やかにゴール。数的不利の中、追加点をもたらし2-0で第1ピリオドを終えた。
▲長岡のブザービートに喜ぶ選手たち
〈第2ピリオド〉
第2ピリオドの序盤は日体大にペナルティが多くみられ数的有利な状態が続くものの、ゴールを決めることができず流れに乗り切れない。すると第2ピリオド開始6分、日体大にゴールを決められ1点差に詰め寄られる。さらにその直後、日体大の猛攻を止めることができず同点ゴールを決められてしまう。試合を振り出しに戻された中大だったが再びあのセットが反撃に出る。長岡翼(経2)、先制点を決めた小原とつなぎ最後は矢島がねじ込みゴールを決め、勝ち越しに成功する。さらにその勢いのまま長岡がブザービートを決め第2ピリオドを最高の形で終えた。
▲ハットトリックを決めた宮本(左)と、グータッチする矢島(右)
〈第3ピリオド〉
中大は第3ピリオド序盤に日体大の猛攻を受けるがゴーリーの合田聖(経4)の好セーブもあり何とかしのぎきる。その後は互いにゴールの生まれないもどかしい時間が続いたが、第3ピリオド開始10分。再び宮本がゴールを決め欲しかった追加点を中大にもたらした。その後互いに1点ずつ追加すると、最後はロングパスを受けた宮本がダメ押しの追加点を挙げ、2試合連続となるハットトリックを達成した。
試合後宮本は「自分たちのほとんどが攻めていたし、足が動いていたのでこの結果になった」と語った通り中大の攻撃力を見せつける一戦となった。2巡目3連勝と勢いに乗る中大が連勝をどこまで伸ばすのか楽しみだ。
◆大会結果◆
〇中大7(2-0,2-2,3-1)3日体大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部