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最終戦は黒星、東日本逃すー東都学生軟式野球秋季リーグ戦 対文教大 2回戦

11月7日 笹目公園野球場

東日本大会出場に向け負けられない一戦となった秋季リーグ最終戦。中大はこの試合開始前まで5勝3敗1分勝ち点27で4位。勝ち点29で2位につけている春季リーグ戦優勝校の文教大と東日本大会出場をかけ対戦した。

中大は今年に入り春季リーグ戦、秋季リーグ戦で文教大相手に勝利がなく、この日も厳しい試合展開が予想されたが、「このチームでリーグ戦を戦うのは今日が最後。試合前や試合中の雰囲気は決して悪くはなかった。むしろよかった。」と小笠原春樹主将(文3)。

この試合の先発は千葉宥喜人(経2)。初回と3回に1点ずつ失点を許すも粘りのピッチング。4回から6回までを三者凡退に打ち取り、6回2失点の好投を見せた。

▲好投を見せた千葉(経2)

一方打線は、5回に林達也(経3)、6回には山田裕務(経2)の二塁打でチャンスを作る。しかし春の最優秀選手賞のエース左腕・根本(文教2)の前にあと一本が出ず。7回を終えて3点のリードを許す展開に。

▲5回二塁打を放つ林(経3

ベンチ前で円陣を組み気合を入れ直すも9回にまさかの4失点。その裏の攻撃で、諸岡駿(経3)、林(経3)の2連打で一矢報いるが、最後は内野フライでゲームセット。中大はこの試合0-7で敗戦を喫した。また、対戦相手の文教大に秋季リーグ戦優勝を許す形となった。

▲9回ヒットを放つ諸岡(経3

文教大相手にリベンジを果たすことができず、東日本大会の出場権を逃した中大。4位で秋季リーグ戦を終えた。

小笠原主将は試合を振り返って、「結果論になるがうちは、試合に出ている選手の意識が少し低かったのに対して、相手は個をしっかり持っていて、組織としてもしっかりしていた。」と組織力の差を悔やんだ後、「みんなが頑張ってくれたおかげでここまでこれた。自分たちは今日で引退になるので、自分たちが勝てなかった経験を生かして来年のリーグ戦に臨んで欲しい。」とチームメイトに感謝、後輩たちにエールを送った。

来年の春季リーグ戦では、この敗戦を糧に活躍する中大軟式野球部に期待したい。

◆試合結果◆

文教 | 101 000 104 || 7

中央 | 000 000 000 || 0

千葉(経2)、中村和喜(法1)、前田匡暁(法3)ー長谷川晃太郎(経2)

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部