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インカレ準優勝の早大に5回コールド負けー東京都大学ソフトボール秋季リーグ戦 対早大

9月29日 早大所沢野球場

ここまで2勝1敗としている中大は、昨年の秋季リーグ戦でコールド勝ちを収めたインカレ準優勝校・早大と対戦したが、初回に5点を先制されると、その後もコンスタントに追加点を奪われて5回コールド負けを喫した。


▲1回裏、歳川の適時打で生還する道祖土拓真(商3)

中大の先発は学芸大戦で完投した橋本新太(法1)。1回表に一死1、2塁といきなりピンチが訪れる。ここで早大の4番澤に右方向への本塁打を浴びて3点を先制される。さらに犠牲フライ、右前適時打で2点を失って初回から5点のリードを許した。少しでも差を縮めたい1回裏。二死から道祖土拓が左二塁打で出塁すると、今回はDPでの出場となった歳川幹大(経3)がライトへ適時打を放ち、増田尚弥主将(文3)が左前安打でつないで再び得点のチャンス。しかし、西村健佑(理工2)がセカンドゴロに倒れてこの回は1点止まりとなった。


▲橋本は制球に苦しむ場面が多く見られた

2回表、橋本は二死から四球で走者を2人出すと、センター前にヒットを打たれて追加点を許し、再びリードは5点差になった。また、この打球を処理したセンターからの送球がベンチに入って失点。送球に対するバックアップがいなかったという不用意なミスから1点を献上した。3回にも2点を奪われ、1-9と早大との差が広がっていく。


▲3回裏、中大に2点目をもたらした西村

何とか得点して状況を好転させたい中大は3回裏、一死2、3塁の場面で初回チャンスの場面で凡退した西村がレフト前へ運び、1点を返す。続く大原悠斗(文3)は遊飛となるが、ショートの捕球姿勢を見た増田主将が本塁へタッチアップを狙うも、本塁タッチアウト。追加点を奪うことができなかった。そして中大は4回に1点を返すも、5回表に2点を失って迎えた5回裏。この回に中大は得点することができず、悔しい5回コールド負けとなった。1年生ながら早大戦に登板した橋本は「(早大に)圧倒された。気持ちの面で負けてしまった」と話した。ボール先行の投球内容については「実力不足」と短い言葉で断じた。


▲最終打席で左前適時打を放った春田和希(経1)

今回の試合を振り返ってみると相手投手の山内から9安打を放つことができたが、守備面では連携ミスが目立った。この連係ミスについて増田主将は「すぐになくせるミス。練習でしっかり確認したい」と話した。秋季リーグ最終戦はインカレ覇者の日体大と対戦する。「日体大は一筋縄ではいかない」(増田主将)。王者にどこまで食らいつけるか、中大ナインの戦いぶりに注目したい。

◆試合結果◆

チーム  123 45=計

早 大  522 02=11

中 大  101 10=3

(5回コールド)

 

◆お知らせ◆

次戦は10月5日、大類ソフトボールパークにて日体大戦が行われます。試合は11時開始予定です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部