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チーム一丸となったプレーで1部残留を決める!―第53回秋季リーグ戦入替戦 対立教大

2021年11月14日 非公開

秋季リーグでは善戦するも、1部リーグ最下位に終わった中大。チームは2部優勝校、立教大との入替戦に回ったが、プレーで試合を有利に進め、最終的に15-8で立教大を下して1部残留を決めた。

先発のマウンドに上がったのは春、秋通じて1年生ながら大車輪の活躍を見せている菊岡哉優(文1)。大役を任され、プレッシャーのかかる試合だったものの、「初回から全力で行けるところまで行こうという気持ちで投げた」と初回から落ち着いた投球で立教大打線を抑えた。


▲堂々たるピッチングを見せた菊岡

菊岡の好投に応えたい中大は2回、富井涼介(文3)の本塁打で先制に成功。その後も打線はつながり、一、三塁にチャンスが広がった場面で打席に立ったのは主砲・道祖土直人(文3)。初球のストレートを打ち抜いた当たりは左翼への3点本塁打となり、この回5得点の猛攻で立教大を引き離した。


▲持ち前の長打力で1部残留に貢献した道祖土

その後も中大打線は火を噴き、6回までに10点差をつけた。このまま逃げ切りたい中大だったが、その裏の立教大の猛攻で一挙8失点と立教大に反撃の機運が高まった。それでも中大は不安な空気をものともせず6回に追加点を入れると、迎えた7回には神谷周吾(理工1)の適時打などでダメ押しの4点を追加し、試合終了。1部残留を決めた。

試合後、「練習の成果が出た」と振り返った春田主将。何が何でも勝つという中大ソフトボール部の底力と執念を十分に感じられた今試合。不本意な結果に終わったものの、菊岡や神谷ら新戦力の成長など来季への期待を十分に感じられたシーズンとなった。今後の中大ソフトボール部のさらなる成長に目が離せない。


▲今季新主将としてチームを引っ張ってきた春田

 

◆選手コメント◆

春田主将

ー今シーズンを振り返っていかがでしょうか
結果があまりよくなかったので、練習不足だなと感じている部分があります。

ー入替戦を振り返って
まずは1部に残れて一安心ですね。ピッチャーもバッターも頑張ってくれて、練習の成果が出たと感じました。

ー主将として意識していたこと
前より厳しい練習をして、全国(インカレ)に行けなかった分取り返していこうと思います。バッティング練習でも、今まで普通に打っていましたが、3種類ぐらいに増やしました。

ー新チームの特徴
いい意味でも悪い意味でも一点に集中していると思います。ただ1年生も2年生も試合慣れしてきて、細かい所作などが徐々に試合重ねるうちに落ち着いてきるから、徐々にこっちから言うことが減ってきてみんなやるべきことをわかっているかなと思います。

ー来年に向けての意気込みをお願いします
昨季は全国大会に行けなかったので、来年は出ることが目標なんですけど、出るだけでなく終わらずにその場で勝てるチームを目指して練習していきたいです。

 

菊岡

ー今シーズンを振り返ってどうでしょうか
個人的には成長した面と伸びていない面があって、技術的な面でいうと投げる体力はついてきたと思うんですけど、やはりまだ1年生という経験の浅さから、流れを悪くするようなフォアボールとかがあったので、そこをつきつめていくのが今後の課題かなと思います。

ー入替戦を振り返って
入替戦までの1カ月間のピリピリした雰囲気の中での練習で絶対に勝たなきゃいけないという気持ちで臨みました。初回から全力で行けると事まで行こうという気持ちで投げました。

ー自分のアピールポイント
自分では結構考え方やプレースタイルの柔軟性を意識しています。いろいろな角度から多角的に自分のプレーを見ていろいろな人のアドバイスを大事にしています。自分も守備練習に混ざって、こういう風に見えてるとか、ここが難しいんだなっていう野手の視点からのピッチングを組み立てたりしてるので、こういった柔軟性が自分の武器かなと思ってます。

ー今後に向けての目標と意気込みをお願いします
来年は絶対にインカレに行かなきゃいけないと思っているのと、チーム全員からの期待や背負うものは大きいと思いますが、そこを自分的には乗り越えられるような強い選手になりたいです。

 

道祖土

ー今シーズンを振り返って
インカレに行けなくて、早く新チームが始まったっていうことでしっかりと練習ができていたんですけど、チームとしては中々結果が出なかったと思います。個人としてはそれなりに打てたと思うんですけど、それでも十分ではなかったと思います。

ー入替戦を振り返って
立教大学の前に大会で日体大と対戦したこともあって、負けられない気持ちはあったんですけど、緊張することなく打席に立つことができました。

ー見つかった収穫と課題
収穫としては速い球でも対応できるようになったので、あとはもうちょっと率を上げれたらいいなと思います。

ー今シーズンで一番印象に残っていること
入替戦の前の関カレ(関東大学選手権大会)の日体大戦でホームランを打ったことが印象に残っています。

ー今後に向けての意気込み
来年度は今年いけなかったインカレに行けるようにチーム全体で頑張りたいです、個人としては春リーグ全部の試合でホームランを打てるようになりたいです。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 7=計
中 大 051 041 4=15
立教大 000 080 0=8

 

◆お詫び◆
記事投稿が遅れましたことをお詫びもうしあげます。

(記事:後藤寛太 写真:中大男子ソフトボール部(提供))