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1年生の快走でつかみとった杜の都への切符!―第38回全日本大学女子駅伝対校選手権大会関東地区推薦校選考会

  • 9月26日 印西市松山下公園陸上競技場

全日本大学女子駅伝の切符をかけた選考会が9月26日に開催された。今季は新型コロナウイルスの影響で、全日本大学女子駅伝の出場校を決める関東大学女子駅伝対校選手権大会が中止となった。その代わりに、5000mトラックレース(全3組)を実施し、6名の合計タイムの上位4校が全日本大学女子駅伝の推薦対象校となる形となった。2年連続の本大会出場を目指す中大は6名中5名が1年生というフレッシュなメンバーで臨んだ。18時から始まったレースは、激しい雨と寒さに見舞われる難しいコンディションであったにもかかわらず、総合4位という成績を収め、全日本大学女子駅伝の出場権を獲得した。なお、第38回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月25日(日)に仙台市にて開催される。

 

カメラに笑顔を向ける女子陸上部の選手たち

 

1組目は1年生の会田佳世と原賀藍実が登場。両者は序盤から先頭集団で並走し、2000m通過点は1位、2位に躍り出た。その後、先頭集団2名が前に出て差をつけられるも、第二集団の中で食らいつく走りを見せ、ゴール寸前まで展開がわからない接戦となり、会田は5位、原賀は8位でフィニッシュをした。

2組目は3年生の大塚沙弥と1年生の鈴木梨々亜が登場。序盤は両者ともにトップを争う走りを見せた。2000mを通過した辺りから集団が徐々に崩れていく。拓大・佐野、東洋大・田浦がレースを引っ張っていく展開となったが、鈴木は1年生ながら3位でフィニッシュ。3年生の大塚も終始苦しそうな顔を見せるが、最後まであきらめない粘りの走りを見せた。

3組目は加藤礼菜とインカレで5000m8位入賞を果たした風間歩佳の1年生コンビが登場。レースは中盤まで、昨年の都大路で区間賞を獲得したケニア人留学生・エリザベス(城国大)が圧倒的な差をつけ、2位集団を加藤と風間が引っ張る展開となった。だが、4000mを通過した辺りから中大勢が攻めの走りを見せつける。加藤・風間ともに先頭を走るエリザベスとの差を徐々に縮め、残り1.5周というところでそろって先頭に出た。ラスト1周は両者が競り合う形となったが、加藤がラストスパートをしかけそのままゴール。中大1年生コンビがワンツーフィニッシュを果たした。

 

メンバー

3組1位  加藤礼菜(1)  16:32.39

 

3組2位  風間歩佳(1)   16:34.49

 

2組3位  鈴木梨々亜(1)  16:58.59

 

1組5位  会田佳世(1)    17:11.74

 

1組8位  原賀藍実(1)    17:17.14

 

2組11位  大塚沙弥(3)    17:26.10

 

試合結果

①拓殖大学  1:41:39.40

②順天堂大学 1:41:51.19

③東洋大学  1:41:57.03

④中央大学  1:42:00.45

 

コメント

風間
個人の走りとしてはまだまだでしたが、チーム全員で杜の都を勝ち取ることができ嬉しく思います。シード獲得に向けて一丸となって頑張ります!!

加藤
全員駅伝という目標のもと、チーム一丸となって戦って掴めた結果だと思います。本戦も、チーム全員でシード権を取りに行きます!!

 

写真提供:女子陸上部

記事:「中大スポーツ」新聞部