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近野好投も打線振るわず痛恨のサヨナラ負けー東都大学準硬式野球秋季リーグ戦 対専大1回線

9月27日 上柚木公園野球場

 

9月26日に行われる予定だった専大との1回戦は雨天のため1日延び、翌日に行われた。この日は再三チャンスをつくるも後続が沈黙。好投した近野佑樹(法2)を援護できず、2―1のサヨナラ負けに終わった。

 

中大は初回、先頭バッターが四球で出塁するも後続が倒れ、先制点を逃す。中大は先発に近野を起用。しかし1回裏、先頭打者に出塁を許すと、3番打者に左中間三塁打を打たれ1点を先制されてしまう。同点に追いつきたい中大は2回、得点圏にランナーを置くもチャンスをものに出来ず、この回も無得点に終わる。3回、1番佐藤龍之介(商2)の左中間二塁打、2番中森至(経1)の犠打でランナー3塁のチャンスをつくる。この場面で打席に立ったのは3番山口澪也(経3)。「ランナー3塁の場面、なんとしても1点をとる」と語ったように、左中間への適時二塁打を放ち同点に追いつく。

▲同点打を放つ山口澪也

近野は、初回以降安定したピッチングでリズム良く相手打線を打ち取っていく。初回の1点以降、8回までスコアボードに0点を刻む好投を見せる。一方打線は、7イニング得点圏にランナーを置いたものの、決定打に欠ける。得点できないまま1-1の同点で迎えた最終回。中大は先頭の佐藤が左安で出塁し、代走を送り込む。しかし、牽制死により振り出しに戻る。続く2番中森、3番山口が中飛に終わり、引き分けか敗戦が決まってしまう。なんとか引き分けで終わりたいところだったが、その裏二死から専大5番打者の右安打、6番打者の中前適時打によりサヨナラ負けに終わった。

▲打線が振るわず険しい表情を見せる池田監督

すでに国士大と引き分けており、一戦も落とせない状況での敗戦。最大のライバルである日大に勝利するためには、接戦をものにしなければならない。秋季リーグ戦は残すところ4試合。もう一敗もできない中で、中大はどんな戦いを見せてくれるのか。今後も目が離せない。

 

◆試合結果◆

チーム 123 456 789  計

中 大 001 000 000  1

専 大 100 000 001× 2

◆お知らせ◆

次戦は10月5日、上柚木公園野球場にて行われる秋季リーグ戦の対帝京大2回戦です。試合は12時45分開始予定です。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部