連載第79回目はレスリング部です!3日後には全日本学生選手権(インカレ)が控えているレスリング部。今回は6月に行われた東日本学生選手権で大学初優勝を果たした山中彬(経3)、東日本学生選手権・新人戦の部でこちらも大学初優勝を果たした時田隆成(商2)の2名にお話を伺いました。
*この取材は8月2日に行われたものです。
▲笑顔を見せる山中(右)と時田
――まずはレスリングはいつ始めたのか教えてください。
山中 自分は高校入学と同時に始めました。
時田 自分は年長ですね。
――レスリングを始めたきっかけは何ですか。
山中 中学で柔道をやっていたんですけど、柔道部に入ろうと思ったらオープンスクールの時はあったんですけど、入学したらなくて(笑い)そしたら隣でレスリングやってて半ば強制みたいな。正直、レスリングちょっとなめてたんで。柔道やってたし余裕だろと思ってたら、まさかこんな・・・(笑い)
時田 気づいたらやらされてて。親に入れさせられた感じですね。
――ほかのスポーツとか習い事はしていましたか。
時田 ちょっとだけサッカーを体験で入ったぐらいです。
山中 体験!?お前、体験でそんな上手かったの?
――レスリングを大学までやり続けると決めた理由とは何ですか。
山中 大学には行きたかったんで。え、中央大学にレスリングで入れるのって思って。じゃあレスリング頑張ろうと思いました。
時田 そのままやり続けてきたという感じです。
――中大を選んだ理由は何ですか。
山中 正直に言うと、中大はそんな練習もきつくはないし、学歴もあって楽できるかなと。
時田 高校の先生が中大だったので、それで中大行けみたいな感じですね(笑い)
――学業との両立という点はいかがですか。
山中 僕は1年生の時は単位取れたんですけど、2年の時にめっちゃ落としましたね。後期ほぼ取れてないですね。
時田 自分もちょっとやばいです。授業についていけないですね。
――お二人は大学までに寮生活されたことはありますか。
山中・時田 ないです。
――初めての寮生活で大変だなと思ったことはありますか。
山中 下級生だったときは本当に気をつかいますよね。扉とかめっちゃゆっくり閉めますし。
時田 掃除ですね。
山中 掃除はやる時間決まってるんですけど、時間を指定したところでそんな意味ないということに先輩気付き始めるんで。いつでもいいからやってくれみたいな感じですね。
――普段の練習スケジュールはどのようなものですか。
山中 授業があるときは月曜オフであとは二部練です。日曜だけ午前練習があります。平日は6時から8時30分が朝練で、午後練は18時からですね。
――韓国人コーチとのコミュニケーションはどのようにとっていますか。
山中 日本語も結構単語、単語でしゃべれるので。あと、簡易的な英語と簡易的な韓国語は共通言語になってきています。
――中大の練習場が意外と狭いなと感じましたが、母校と比べても同じ大きさですか。
時田 もっとでかいですね。中大は1面だけじゃないですか、でも(母校は)体育館の2面マット敷けるくらいなので結構違いますね。
山中 僕のところは弱小校だったので、3分の2ぐらいでしたね。部員が5人しかいなかったので。
――個人的な興味になりますが、試合中にチャレンジがあった際の待ち時間は何を考えているんですか。
山中 あれはもう・・・疲れすぎて何も考えてないですね。頭一切回ってないですね。
時田 僕も回ってないですね。
山中 とりあえず休憩できるってところですかね(笑い)
――監督について少しお話伺わせてください。
山中 まぁ、最初に出会った時と変わらないですけどね。
時田 意外と選手思いだなというのはたま~に思いますね。
山中 おぉー
時田 今回の合宿も自分たちが行きたいところを行かせてくれてるって自分で言ってたんで、選手思いなんだなって思います。
山中 そうですね、確かに選手のことは。選手がどうやったら強くなるのかというのは考えてやっていると思うので、強化の面では選手のことを考えてるなと思います。
――今年の具体的な目標について教えてください。
山中 自分はこの前の全日本で選手権に出れるのが決まったんで、全日本で1回戦勝てるように頑張りたいですね。あとインカレは表彰台で、ケガしないように。
時田 自分もインカレ入賞ですかね。
――最後に意気込みを色紙にお願いします。
▲時田とは対照的に山中は悩みながら色紙に書き込んだ
▲意気込みを掲げる二人
――なぜこの言葉を書かれたのですか。
山中 人が見えないところでコツコツ努力するという意味で。
時田 努力して強くなるという意味ですね。
合宿前日にも関わらず、取材にご協力いただきありがとうございました。
これからもレスリング部の活躍に期待しています!
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部