2025年12月27日 埼玉県・早稲田大学所沢キャンパス
早稲田大学競技会、通称「漢祭り」が27日に開催され、14人が出走した。10000m2組に出場した田中伶央(文2)、伊藤春輝(法3)、後藤琉太朗(文3)、佐藤宏亮(文4)、長谷川大翔(文1)の5人が自己ベストを更新し、来たる第102回箱根駅伝へ向けて勢いをつける大会となった。
10000m1組目には生江倫太郎 (法1)、永島陽介(法4)、相地一夢 (理工2)、髙好陽之心 (経2)が出走。大石港与コーチがペースメーカーとしてレースを引っ張る形で展開された。生江は終始前方をキープしながら安定したレース運びを見せた。中盤に入ると先頭集団に加わり、永島も追走。経験を生かした安定感ある走りで30分28秒95でのフィニッシュ。生江は30分13秒32で5位に入り、ルーキーながら堂々とした走りを披露した。

▲中大勢1番手でゴールした生江
2組には8人が出走し、田中、伊藤、後藤、佐藤宏、長谷川が自己ベストを塗り替える快走を見せた。終始先頭集団でレースを進めた田中は残り2000m地点でスパートをかけるもラストスパートを勝ち切れず2着フィニッシュとなった。しかし、「勇気をもって飛び出して独走状態に持っていったことが28分台につながった」と成果も感じるレースとなった。伊藤は中盤、積極的な走りでレースを引っ張ったが、「『攻めること・1着を取ること』ができなかったことは悔しい」と振り返った。また、今後へ向けて「箱根駅伝優勝メンバーに加わること」を最大の目標とし、さらなる飛躍を誓った。

▲終始レースを引っ張った田中
5000m1組目には、山﨑草太(文3)と西優斗(法4)が出走。副主務を務める山﨑は、久しぶりのレース出場となった。これまで藤原監督らからは出場の許可は降りていたものの、歴代の副主務がレースに出ていなかったこともあり、踏み切れずにいたという。近頃は周囲のマネージャーの支えもあり、少しずつ走れる環境が整ってきた中で、「今どれくらいで走れるのか」を確かめる目的で出走を決めた。
レースは序盤から余裕を持って進め、4000㍍手前まで楽な感覚で走行。途中からラスト1000㍍で勝負をかけることを決め、思い切ってペースを引き上げた。終盤は練習量不足の影響で失速したものの、組トップとなる14分40秒60でフィニッシュし、「現状のMAXは出せた」と手応えを口にした。今後については、「来年、もしかしたら少しならレースに出られるかもしれない」と前向きな展望を語った。
4年生の西は、今季脚の状態が思わしくない中で迎えたラストレース。「やるしかない」という思いでスタートし、組トップを目標に箱根に向けてチームに勢いをつける走りを目指した。レース後は、1年間チームで共有してきた「箱根優勝」という目標に触れ、「走るメンバーには、結果にこだわりつつもやっぱり楽しんで走ってほしい」とエールを送った。

▲久しぶりのレースとなった山﨑
◆大会結果◆
10000m
1組
⑤生江倫太郎 (法1)30分13秒32
⑦永島陽介(法4)30分28秒95
⑪相地一夢 (理工2) 30分36秒68
⑲髙好陽之心 (経2) 31分41秒42
2組
②田中伶央 (文2)28分50秒31 PB
④伊藤春輝 (法3)28分58秒66 PB
⑤後藤琉太朗 (文3)29分00秒99 PB
⑥佐藤宏亮 (文4)29分03秒39 PB
⑩鈴木耕太郎 (法3)29分09秒37
⑯長谷川大翔 (文1)29分26秒62 PB
㉒石川蒼大 (文1)30分09秒09
㉓原田望睦 (文2)30分20秒78
5000m
1組
①山﨑草太 (文3)14分40秒60
③西優斗 (法4)14分48秒86
(記事、写真:琴寄由佳梨、村野風珈)
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