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名門・東海大に一時リードも及ばず敗戦ー第97回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東海大

2021年10月3日 大田区総合体育館

オータムリーグの2戦目は、スター選手がそろう名門・東海大を相手に序盤はリード。しかし、第2クオーター(Q)に捕まり56―71で敗戦。善戦するも追いつくことができず悔しい結果に終わった。

スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)

序盤は幸先のよいスタートを切った。#99古河がディフェンスリバウンドで見せ場をつくると、#2内尾のオフェンスリバウンドから#21渡部がシュートを決め先制。#21渡部に代わってコート上に立った#60蒔苗勇人(商2)が3点シュートを2発沈めるなど波に乗った中大はリードを守り切り15―8で第1Qを終える。

▲八村(東海大)に並ぶ11リバウンドを記録した#99古河

第2Qでは一転して中大のボールが止まる。精彩を欠いていた東海大が攻勢を仕掛け一気に15―15の同点に。タイムアウト後には河村(東海大)にスティールされそのまま勝ち越しを許す。中大はゾーンディフェンスを敷くも3点シュートを瞬く間に決められ流れは東海大へ。東海大の素早いボール回しに対応しきれず26―32で試合を折り返す。

▲3点シュート4本を含む20得点を記録した#60蒔苗

第3Q、#99古河がディフェンスリバウンドで奮闘し、#21渡部と#60蒔苗が3点シュートを決め追い上げを図る。しかし東海大も3点シュートを量産し中大を突き放す。

43―53で始まった第4Q。フリースローによる得点でじりじりと点差を詰めるも、八村(東海大)に豪快なダンクシュートが決まり流れは東海大が握ったまま。激しいディフェンスを攻略しきれず点差はさらに広がる。#15町井丈太主将(法4)が3点シュートを決め、粘りを見せるも56―71で試合終了。リーグ2敗目を喫した。

「細かいミスが目立った(#60蒔苗)」、「最後まで粘るところまではできたが、勝ち切るところができなかった(#2内尾)」と選手たちは名門・東海大との力量差を痛感。一方で「早めに(東海大と)戦って、自分たちがどれだけできるかわかった。自分たちがやりたいディフェンスはできたのでそこはよかった(#2内尾)」と一方的に敗れ何も得られなかったわけではない。「次は負けらない一戦なのでまたしっかりスカウティングして勝ちにつながるようなプレーをしたいと思います(#2内尾)」。課題の修正と徹底した分析で、水曜日は青学大から勝利をもぎとりたい。

◆試合結果◆
●中大56(15-8、11-24、17-21、13-18)71東海大○

◆お知らせ◆
次戦は10月6日(水)13時から駒沢体育館にて行われます。対戦相手は青学大です。

(記事:町田航太、写真:町田航太、鎌田怜穂)