2022年10月8日 ダイドードリンコアイスアリーナ
相手は宿敵東洋大。第1ピリオド、第2ピリオドともに相手に圧倒される難しい展開が続き4失点。第3ピリオドでは何度か惜しいチャンスを作るも東洋の牙城を崩せず、最終スコア0―4で今季リーグ戦初の敗戦となった。
▲失点直後の選手たち
〈第1ピリオド〉
立ち上がりから相手にペースを握られる。対照的に中大は自分たちの攻撃する時間が少なく、東洋の速いプレッシャーもあり、なかなかパックを保持できない。再三ピンチをしのいでいたが開始13分、先制点を奪われてしまう。シュート数では4―16と大きく離された。0―1で第1ピリオドを終える。
▲激しくぶつかり合う横須賀大夢(総1)
〈第2ピリオド〉
第2ピリオドに入っても試合の流れは変わらず、押し込まれる展開が続く。「素直に完敗っていう言葉がでてきます」(権平優斗主将・総4)と試合再開早々に失点。5分後には追加点を決められる。このままでは終われない中大は反撃を試みる。「ビハインドをおっても全然悲壮感のある感じじゃなかったし、トライしていこうという姿勢が見えた」(八戸了監督)と6分、10分と立て続けにチャンスを迎えるも決め切れない。決定機を生かせなかった中大は第2ピリオド終了間際に4失点目を喫する。
〈第3ピリオド〉
これ以上の失点を許したくない中大はGKの石川涼(法3)が躍動する。ペナルティを取られてフィールドプレイヤーが同時に3人しかいない場面もあったが、なんとか守り切った。「決定的に入れられるような場面が2点3点あったなかで、キーパーがそれをしっかり抑えてくれた」(八戸監督) 試合はこのまま得点が動かずに終了。0―4で敗戦となった。
▲好セーブをみせた石川
権平主将は今日の試合を「タイトな試合になって個人で打開してしまおうとしてしまう選手が垣間見えてしまった。そんなときこそ、パスホッケーで相手を崩すという自分たちのホッケーを見直したい」と振り返った。次の相手は明大。世代別の代表選手も所属する手ごわいチームだが、中大らしいホッケーに期待したい。
◆試合結果◆
●中大0(0-1,0-3,0-0)4東洋大〇
(記事:関拓斗、写真:大川穂乃佳、関拓斗)
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