松川主将100バタ＆１年楠田200平＆女子８継で銅―第100回 日本学生選手権水泳競技大会・４日目

2024年９月８日　東京アクアティクスセンター

４日間にわたり大学スイマーがしのぎを削る、日本学生選手権水泳競技大会（インカレ）の競泳競技が５日、開幕した。同大会は今年100回目を迎えた。中大からは計28人が出場する。最終日は男女４×200m自由形リレーなどが行われた。

男子50m自由形予選

田中厚吉（法４）は中盤ペースを上げ、ベストをわずかに更新の22秒80、組２位でゴール。全体５位で決勝に進んだ。小山も組２位で泳ぎベスト更新の22秒81、全体６位で決勝進出した。東方琉河（総１）は23秒13の組６位、全体14位でB決勝に残った。

小山は決勝に向け「決勝も一発目なので、良い流れを作れるようにメダル狙っていきます」と話した。

女子100mバタフライ予選

長森流楓（文２）は折り返しでの６位から徐々に順位を落とす形となり、１分01秒53の組10位でフィニッシュ。全体25位だった。

長谷川はトップで50mを折り返すと、そのままペースを崩さず59秒79、組２位でゴールした。全体５位で決勝に進んだ。

男子100mバタフライ予選

松川晟士（法４）、古川裕基（総４）、光永翔音（商１）が同レースを泳いだ。

主将・松川は序盤から好調な泳ぎ出しを見せ、２位で50mを折り返す。その後も勢いは衰えずトップを泳ぎ、52秒32でゴールした。予選ながら、パリ五輪代表で今大会200mバタフライ優勝の寺門弦輝（日大）を抑え、全体１位で決勝進出した。

古川は50mの折り返しを松川と同タイムの24秒62で折り返すと、その後も松川との接戦に。ラストで競り負けたが、松川とワンツーフィニッシュの２位となった。52秒87の全体５位で古川も決勝に進んだ。

光永は序盤から若干出遅れる形となり、50mを８位で折り返した。そこから巻き返せず、54秒91の組９位、全体24位となった。

▲レース後、ガッツポーズする古川

女子200m平泳ぎ予選

楠田夢乃（文１）は序盤は接戦を演じるも、50m折り返し後は身体一つ分のリードを維持。危なげなく１位でゴールした。タイムは２分28秒32、全体２位で決勝に進んだ。

男子200m平泳ぎ予選

山本聖蓮（法４）はスタートから好調な泳ぎ出しでトップに。２位に迫られる場面もあったが、再度リードを広げ２分13秒29でフィニッシュ。本命種目ではないものの、ベスト更新のレースに「楽に泳げたので良かった。タイムとしては良い感じ」と納得した。全体15位でB決勝に残った。

谷藤大斗（法３）は序盤50mを３位で折り返すも、そこから６位まで転落。フィニッシュでは８位となった。２分14秒98だった。

杉浦凜汰郎（経２）は50mでの７位から、100mでは10位。そこから９位まで上げ２分16秒38でフィニッシュした。

▲今大会100m平泳ぎでは銀メダルの山本

女子４×200m自由形リレー予選

弘中花音（文１）を１泳に、池本凪沙（法４）、長森、澤野莉子（文２）と続くオーダー。弘中は序盤から安定した泳ぎで100mまでは３位につけると、その後の100mでトップに。その後は長森まで１位を維持し550m付近で近大の逆転を許したものの、８分11秒90の２位でフィニッシュした。全体３位で決勝に進んだ。

池本は「優勝の位置には戦略的にはいると思うので、あわよくば優勝を狙ってしっかりと表彰台には食い込めるようにしたい」とレース後に話した。

男子４×200m自由形リレー予選

１泳を中山とし、蓮沼椋祐（経２）、福田乃斗（商１）、松村駿佑（総１）と続いた。中山は、はじめの50mで７位となったが、その後順調に順位を上げ引き継ぎでは４位。蓮沼が250mまでに３位に上げると福田、松村もしっかり順位を維持し７分25秒26でゴール。10位でB決勝に進んだ。

予選結果一覧

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