4月12日(土)に第74回関東大学バスケットボール選手権大会が開幕した。中大は同月30日(水)に東京成徳大か国士舘大の勝者と初戦を迎える。
中央大学バスケ部について
中大バスケ部は昨年度創立100周年を迎えた。全日本選手権では3度の優勝経験を持ち、強豪校として名を馳せる。昨年度は全日本大学バスケットボール新人戦にて初優勝を遂げた。個人としては#21深澤桜太(商2)がU18のメンバーに選出されるなど大いに活躍している。
InstagramやTikTok、XなどのSNS投稿が盛んなことも中大バスケ部の見どころのひとつ。Instagramでは大会までのカウントダウン企画、またInstagramのサブアカウント(CARIONSの日常)では中大大陸やホワイトデー企画などのコンテンツが投稿されており、選手のオフの様子を楽しめることが魅力となっている。TikTokでは中大の体育連盟に所属する他部会とのコラボ動画などを楽しむことができる。Xでは試合速報を各Qごとにポストしており、試合動画が見られない時でも試合の情報に即座にアクセスできる。
注目選手(背番号順)
▲シュートを打つ久岡
#1久岡賢太郎(商4)
久岡は身長182㌢とバスケットボール選手の中では高身長でない。しかし、試合前のアップでは背面ダンクを決めるなどチームの指揮を高めている。ゴール下に果敢に切り込むプレースタイルが特徴的で、チームに流れを引き寄せる選手だ。
▲ドリブルをする高山
#3高山鈴琉(商3)
オフェンスとディフェンスのどちらにおいても輝きを見せるチームの要。昨年度開催された第2回全日本大学バスケットボール新人戦では初優勝の立役者となり、最優秀選手賞とアシスト王を獲得し、世代を代表するプレイヤーの1人だ。
▲シュートを打つ石口
#5石口直(文3)
3月に開催されたFIBA3×3アジアカップ2025の日本代表強化合宿にも選出された実力のあるプレイヤー。上記新人戦でもMIP賞を獲得するなど活躍を見せる。3Pシュートなど外からの攻撃に強く、重要なポイントゲッターだ。高山とは同じ東海大諏訪出身でコート内だけでなくアップ時などで絡みが見られる。
▲シュートを打つ宮内
#77宮内柊人(商4)
最後4人目は今年度、主将を務める宮内。コート内にいるときはもちろん、ベンチにいる時間も積極的にチームに声掛けを行い、チームを引っ張る様子が見られる。「自分のやるべきことは絶対変わらないと思っている」と語り、泥臭くも積極的にボールを追う姿が印象に残り、観戦していて熱くなるようなプレーが見られる選手だ。
◆お知らせ◆
初戦は4月30日(水)に大田区総合体育館にて行われます。
(記事:藤野真紘、写真:桑沢拓徒)