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進化を遂げた『打の中大』今季公式戦初戦をコールド発進!ー第62回関東地区大学準硬式野球選手権大会 対群馬大荒牧

3月19日 秦野球場

中大が最高のスタートを切った。迎えた新体制初の公式戦。4回戦からの登場となった中大の相手は群馬大荒牧だ。初回山口澪也(経3)の豪快な本塁打などで3点をあげるとその後もコンスタントに得点を重ねていき、6回終了までに13得点。投げては近野佑樹(法2)と林部庄吾(商3)のリレーで相手打線を完封。13―0で7回コールド勝ちを収めた。

▲力強さが増した山口澪

初回先頭の幸喜健太朗(商2)が右前打で出塁。盗塁と犠打で1死三塁とすると、三番林部の左前適時打で先制点をあげる。2死となり打席には山口澪。「すごい振り込んできたので成果が出て良かった」と特大の左越え本塁打を放ち、リードを3点に広げる。その後も点を重ねていき、4回には相手の失策もあり一挙5得点。6回には幸喜がこの日3安打猛打賞となる左翼線適時二塁打を放つと、林部も4打点目となる中前適時打で2点を追加。6回までに計13得点をあげる。

▲猛打賞の活躍だった幸喜

大事な初戦のマウンドを任されたのは近野だった。立ち上がりから切れ味抜群のストレートと変化球で相手打線を全く寄せ付けない。去年チームの窮地を幾度となく救ってきた近野の投球は一冬越えてより一層磨きがかかっていた。その後のイニングも二塁すら踏ませない完璧な投球を披露。6回からは林部がマウンドへ。残りのイニングをきっちりと抑え、見事な二人のリレーで相手打線を完封。13―0で勝利を収めた。

▲安定した投球を見せる近野

初戦を見事コールド発進した中大。今年のチームの特徴はなんといってもこの試合で16安打13得点した打撃力だろう。「打てる選手が多くなった。打撃の層は数段上がっている」と池田監督も手応え十分の様子だ。今年は例年以上に「打の中大」というのを見せてくれるかもしれない。次の相手は難敵国士舘大と一つの山場となる。ここで自分たちの打撃ができるかどうか、次戦の中大の戦いに期待が高まる。

◆試合結果◆

チーム  123 456 7=計

群大荒牧 000 000 0=0

中大   321 502 ×=13

(7回コールド)

 

◆お知らせ◆

次戦は3月23日、上柚木球場にて対国士大戦が行われます。試合は10時開始予定です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部