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価値ある勝利でベスト8!―第73回全日本大学バスケットボール選手権大会2回戦 対天理大

2021年12月8日 代々木第二体育館

ベスト8を懸け挑んだ天理大戦、慣れない相手ながらも点差を開き見事勝利をおさめた。

スターター
#2内尾聡理(商2)、#21渡部琉(商3)、#35清水宏記(総4)、#47吉田崇紘(法3)、#99古河ウェスリー(文4)

第1クオーター(Q)、守りの固い天理大戦で選手達は苦戦を強いられた。#35清水を筆頭に、相手のディフェンスを抜けながら3点シュートこそ少ないものの着実に点を重ね24ー17で第2Qへ。嫌な流れを断ち切りたい中大は第2Q、#21渡部がチームをけん引し、得点を重ねるものの、相手も3点シュートを連続で決め得点を重ねるなど両者とも流れをつかみきれずに44ー33で前半を折り返した。

▲3点シュートなどチームを支えた#35清水

迎えた第3Q、「フリースローが決めきれなかったので次戦修正したいと思います」(#47吉田)と、ファール後のフリースローは1本目がなかなか決まらないことに悩まされた。第4Qへ向け#21渡部と#2内尾がベンチに下がる中、#47吉田がリバウンドを積極的に取るなど、リードを保ち、62ー47で最終第4Qへと移った。

 

▲レイアップシュートを決める#21渡部

最終Qは両者譲らない攻防戦となった。中盤にゴール下での決定率に悩んだ#99古河がここで安定した得点を見せる。天理大も譲らず両者22得点の乱打戦の結果、84ー69で中大のベスト8進出が決まった。

 

▲大事な場面でリバウンドを取り続けた#47吉田

次戦はリーグ戦で敗北した東海大戦だ。リベンジに燃える中大のプレーに目が離せない。

コメント

#47吉田

──試合全体を振り返って
最初固い部分もあったけど試合時間がたつにつれ敵にアジャストしていけたのは良かったかなと思います。

──自身のプレーで良かった点、悪かった点
僕の仕事はリバウンドなので継続して取ることができたのは良かったかなと思います。
フリースローが決めきれなかったので次戦修正したいと思います。

──今日の試合に向けてどのように調整したか
やったことのない相手だったので,徹底的にスカウティングして相手がどういう傾向で攻めてくるのかを頭にたたき込んでそれをコートで表現するのをこの2日間やってきたので、それができたのが良かったかなと思います。

──次戦への意気込み
どちらにせよ勝たなければいけない相手なので、勝たなければ日本一には届かないので、どこが相手でも全力で戦っていきたいと思います。

#21渡部

──試合全体を振り返って
昨日天理大は拓大を倒して、流れに乗ってる中で今日はちゃんと自分達のバスケができて、最初は飲まれて、自分達はこの体育館でやるのは初めてだったんですけど、最後はちゃんと自分たちのバスケして点数あけられたのは次につながって良かったのかなと思います。

──自身のプレーで良かった点、悪かった点
自分的にはリングにアタックする姿とかはいつも通りできたかなと思うんですけど、審判の笛とかに左右されたりしたので、そこは反省かなと思います。

──今日の試合に向けてどのように調整したか
自分達にフォーカスをあててやろうとしていました。
東海大にリベンジできるチャンスを得たのでみんなでそこに向かって練習してきました。

──次戦への意気込み
前、相手エースがいない中で負けてしまったので、自分達もやれるポイントがあったので強みを生かしてチャレンジする気持ちで勝ちたいなと思います。

◆試合結果◆
○中大84(24ー17、20ー16、18ー14、22ー22)69天理大●

◆お知らせ◆

次戦は12月10日、大田区総合体育館で東海大との3回戦が行われます。

(記事:村上建太、写真:町田航太)