2025年4月27日 東海大学湘南キャンパス
スタメン(サーブローテーション順)
3 OH 梅本春之助(総4)
18 MB 秋本悠月(総2)
1 OH 坪谷悠翔(文4)
17 OH 坂本アンディ世凪(総2)
7 MB 伊藤蒼眞(総3)
24 S 中村悠暉(総1)
12 L 土井柊汰(文3)
27 L 栗原 陽(文1)
春季リーグ6戦目、3連勝中の中大は駒大と対戦した。第1セットは中大は流れを掴めずに落としてしまうが、その後3セット連続で勝ち取りリーグ4勝目を飾った。
▲円陣を組む選手たち
駒大のサーブで第1セットが始まる。序盤に駒大に2点リードを許したままゲームが進む。ブレイクを狙う中大は梅本の重いライトからの攻撃と秋本のサービスエースの連続得点で点差を縮めるが、なかなかリードをとれず23-25で第1セットを落とす。
▲トスを上げる九冨
続く第2セット、九冨鴻三(総4)、舛本颯真(総3)、尾藤大輝(経2)、神﨑優(総1)がスタートから起用され、中大はメンバーチェンジを行いながら中大のリズムを作っていく。第2セット中盤梅本のサービスエースが決まり中大の流れが生まれる。尾藤のライト攻撃や、坪谷の速いレフト攻撃などコートを広く使い4連続得点を取りそのまま25-20で第2セットを取った。
▲スパイクを打つ舛本
第3セットは第2セットの流れをそのままに尾藤のスパイクで中大が先制点を決める。序盤は互いに譲らない展開が続いたが、中盤に差しかかると駒大のミスが重なり、点差が開いていく。両校のスーパーレシーブが炸裂した長いラリーも舛本のブロックで中大が制した。その後も中大は流れに乗ったまま25-17で第3セットを決めた。
▲喜びを見せる選手たち
第4セット。勢いが止まらない中大は次々と得点を決めていく。駒大はすかさずタイムアウトを要求。しかし、中大の流れは変わることなく、舛本や尾藤を中心に巧みに得点を奪い、25-12で見事第4セットを勝ち取った。
第1セットは落としたものの、その後流れに乗り中大バレー部の強さを見せた。4連勝目となった今回の試合。今後も連勝は続くのか、期待が高まる。
◆試合結果◆
○中大3(23-25、25-20、25-17、25-12)1駒沢大●
◆コメント◆
【九冨選手】
──今日の試合を振り返って
今日の試合は春リーグ前にけがをしてスタメンを外れて悔しい思いがある中でこういうチャンスを生かせたのがすごいうれしかったのと、チームに迷惑をかけていた分自分がちゃんとやらないとなと思っていてそれが結果に出てよかったなと思う。
──トスの組み立ては何を意識していたか
中村がクイックとか両サイドでブロックにつかまっていて、クイックがあまり通ってなかったのでサイド展開とパイプを組み立てて、トス配分というより自分の強みであるブロックとかサーブレシーブを意識してやった。
──次の試合に向けて
次の試合はスタメンで出れるかわからないですけれど後半戦は1週間空くのでそこでしっかり練習できればなと思います。
【舛本選手】
──今日の試合振りかえって
1セット目は出てないんですけど、ベンチから声出すことしかできなくて。準備だけはしてたんで、途中から出させてもらって、自分がいい形で入れたのかなと思います。
──チームでのプレーを振り返って
序盤自分たちのミスというか、スパイク打っても決まらないっていう状況で、どんどん下がっていってたんですけど、ベンチメンバーが声出しとか、そういうふうにしたことによって、雰囲気が少し明るくなったので、終盤はいい体制で勝てたのかなと思います。
──次の試合に向けて
やっぱり自分がまだ入れるとは確定してないんですけど、1週空くのでそういったところで自分ができる全ての準備をして、頑張っていきたいと思います。
◆お知らせ◆
次戦は5月10日にキッコーマンアリーナで行われる対東海大戦です。
(記事、写真:加清容子、松浦有紗)
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