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白熱の投手戦を繰り広げるも完封負け…痛い同一カード連敗ー東都大学野球秋季リーグ戦 対立正大2回戦

9月30日 神宮球場

チーム 123   456 789=R H E

立正大 000   001 000=1 5 0

中 大 000   000 000=0 3 0

[中]畠中、石田裕―古賀

[立]渡部ー立松由

[本]なし

 

◆スタメン◆

1[遊]中川 拓紀(商3=宇治山田商)
2[中]五十幡亮汰(法4=佐野日大)
3[右]森下 翔太(商2=東海大相模)
4[二]牧  秀悟(商4=松本第一)
5[一]内山 京祐(文4=習志野)
6[三]中前 祐也(法1=浦和学院)
7[指]倉石 匠己(経4=東海大市原望洋)
8[捕]古賀 悠斗(法3=福岡大大濠)
9[左]坂巻 尚哉(経4=千葉経済大附)

P   畠中 優大(経4=樟南)

 

前日の1回戦で敗北し、負けられない戦いとなった2回戦。立正大にリベンジを果たしたいところだったが、打線が最後まで相手右腕の渡部(立正大)を攻略することができず、二塁すら踏むことができないまま散発3安打完封負け。手痛い同一カード2連敗を喫した。

 

▲今季初登板で好投をみせた先発の畠中

 

中大の先発は今季初登板となった畠中。初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりをみせると、コーナーにボールを丁寧に集めながら要所要所で三振も奪い、安定した投球で5回までゼロを並べた。

しかし6回、2本のヒットで二死一、三塁のチャンスを作られると、3番の髙橋翔(立正大)にセンターへ適時打を打たれ、先制を許したところで畠中は降板となった。イニング途中での交代となったものの、「試合を作ってくれた」(清水監督)と、6回途中1失点の好投で次戦に繋げた。

 

▲3試合連続登板となった石田裕

 

後のマウンドは1年生ながら開幕から3試合連続登板と、チームを支える存在となっている石田裕太郎(経1=静清)に託された。石田裕はピンチの場面で4番米田(立正大)を三振に打ち取ると、7回以降も三振の山を築き3回3分の1で奪った三振は6。被安打1・無失点と圧巻の投球をみせて打線の援護を待った。

 

▲この試合2安打と気を吐いた五十幡

 

投手陣の力投に応えたい打線だったが、「低めに丁寧に投げて抑えられた」(清水監督)と渡部(立正大)の前にチャンスを作れず。最終回は流れを変えるべく代打攻勢を仕掛けたが、あえなく三者凡退に終わり、0-1での敗戦となった。

試合後、この試合唯一の複数安打と活躍をみせた五十幡は「1回戦は自分のバッティングができていなかったので、今日はフォームを意識して塁に出ることだけを考えていた」と自身の打撃を振り返った。またチームの副主将としては「チーム状態はいいと思うので、(序盤戦での2敗に)焦りはあると思うが、来週に向けて本当にみんなが信頼しあってやっていければいいと思う」と意気込んだ。

勝率で争われる今リーグ戦で同一カード2連敗を喫し、苦しい展開になったものの、リーグ戦はまだ序盤。まだまだ可能性の残される優勝・連覇へ向かって、一つでも多く勝ちを積み重ねていきたいところだ。

 

◆試合結果◆

〇立正大1-0中大●(立正大2勝)

 

お知らせ

次戦は10月6日に14時から神宮球場にて行われる対駒澤大1回戦です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部