2026年2月1日 大分県・大分市高崎山、うみたまご前~ジェイリーススタジアム
第74回別府大分毎日マラソン大会が2月1日に行われ、中大からは溜池一太(文4)と白川陽大(文4)が出場した。2人はともにマラソン初挑戦となり、その舞台にマラソン日本三大クラシックレースと呼ばれ、MGC出場権の獲得が可能な今大会を選んだ。
溜池・白川はともに序盤から1位集団につけると、35㌔付近まで首位争いを繰り広げる。その後両者は先頭集団から一歩遅れるも、4年間の大学での競技生活で培った粘り強さを発揮し、溜池が7位、白川が10位と初マラソンながら入賞を果たした。溜池はMGC出場権獲得の条件でもある2時間8分切りを見事達成し、MGC出場権を獲得するとともに藤原正和駅伝監督が2003年に打ち立てた中大記録を13秒更新する力走をみせ、23年ぶりに中大新記録を樹立した。

▲30㌔過ぎで先頭を走る溜池
溜池はMGC出場権獲得について「来シーズン自分のやりたいように過ごすために、今大会でMGCはなんとしてでも獲得しておきたかったので安心している」と安どの表情を浮かべた。中大新記録樹立については「自分の中では『超えなくてはいけないもの』という認識だったので特に何も思っていないが、藤原さんの協力があっての4年間だと思っているので、そういった意味では、喜んでもらえて自分としても嬉しかった」と4年間ともに歩んできた藤原正和駅伝監督への思いも溢した。

▲表彰式で笑顔をみせる溜池
「マラソンで輝く選手」と藤原正和駅伝監督が評価した白川は今レースを振り返って「2時間8分を切ってMGC出場権獲得っていうのが自分の中で最高の目標で、ハーフ通過が63分6秒とか7秒くらいで余裕があったので行けるかなと思ったんですけど、やっぱり35kmすぎて折り返してからのアップダウンがあるところできつくなってしまってタイムも順位も目指してるところには届かなかった」と初マラソンの厳しさを口にした。その一方で「初めてのマラソンでこれだけ走れたのは自分の中で次に繋がるかなと思っている」と手応えを感じている様子もみせた。

▲ラスト400㍍に入っていく白川
初マラソンで入賞を果たした2人について藤原正和駅伝監督は「2人とも初マラソンというところで、35km以降の苦しさをまず知ってもらうのが今回の1番の目的だったので、その中で2人よく粘っていい走りをしてくれたので、4年間の集大成として非常によかったんじゃないかなと思っている」と4年間を評価し、今後への期待も膨らませていた。
「真紅の歴史に新たな1を」。このスローガンを掲げ、常に「強さ」を模索し続けてきた4年間。箱根では予選会も経験しながら、優勝候補として名を連ねるまでのチームに成長を遂げた。追い求めてきたその「1」は多くの人々の心に間違いなく刻まれたことだろう。スピードだけではない中大を体現し続けてきた彼らは、更なる「強さ」を目指し次のステージへと歩みを進める。中大から世界へ。彼らの挑戦はまだまだ始まったばかりだ。
◆大会結果◆
溜池一太(文4) 2時間7分59秒 初 中大新
白川陽大(文4) 2時間8分48秒 初
◆選手コメント◆
ーMGC獲得についての心境とこれに向けてどのような練習をしていくか
来シーズン自分のやりたいように過ごすために、今大会でMGCはなんとしてでも獲得しておきたかったので安心しています。「マラソン」を知らなさすぎるので練習のやり方や、体重、考え方を1から勉強していきます。
ー藤原監督の記録を14秒更新する走りを見せたがどのような心境だったか
藤原さんが中大記録を持っているのは知っていましたが、記録までは知らなかったです。自分の中では「超えなくてはいけないもの」という認識だったので特に何も思っていませんが、藤原さんの協力があっての4年間だと思っているので、そういった意味では、喜んでもらえて自分としても嬉しかったです。
ー改めて中大での4年間はどのような4年間だったか
自分の戦う陸上競技のステージが上がった4年間でした。ステージを上げたのは自分の努力のおかげだと思っていますが努力の仕方を教えてくださったスタッフの方々やトレーナーの方々、自分が1番影響を受けたアメリカのチームの方々、日々練習や試合で怖がらせてくれた後輩、同級生、中大に決めるきっかけをくれた先輩など、たくさんの方々に本当に感謝しています。
(記事・写真:伊藤凛音)
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