• Twitter
  • facebook
  • instagram

シーソーゲームを制し、ストレート勝利!ー春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対学芸大

4月14日 東海大学湘南キャンパス総合体育館

スタメン(サーブローテーション順)

15WS 鍬田憲伸(法2)

8MB 平井海成(総3)

11WS 中野竜(総3)

2WS 富田将馬(文4)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

17S 山岸隼(法2)

13Li 土岐大陽(経3)

18Li 柴健太郎(商2)

 

前日の慶大戦で今季初のストレート勝ちを収めた中大。この日は学芸大と対戦し、第1セットから両者譲らぬ激しい攻防戦が繰り広げられた。そんな一進一退の試合を制した中大が、今季リーグ戦3勝目を挙げた。

▲得点を決め、喜ぶ選手たち

第1セット、序盤から富田・梅本・平井のスパイクが決まり得点奪取に成功する。しかし、これに負けじと学芸大は猛追。24-24とデュースに持ち込まれたが、最後は中野のスパイクで連続ポイントを獲得。「自分自身もチームも調子が良かった」(富田)と前日から続く好調ぶりで、第1セットを先取した。

続く第2セット、土岐の「続いてこう!」という掛け声で、チームの雰囲気を盛り上げる。するとシーソーゲームが続いていた場面、中野が連続サービスエースを決め、連取に成功。その勢いに乗ったように鍬田が速攻、平井がブレイクに成功する。しかしそれは束の間、「(学芸大の)拾って粘ってくる」(富田)プレーであっという間に開いていた点差は詰め寄られ、第1セット同様24-24とデュースの展開に。そんな中、29ー28と一歩抜け出した中大は最後、梅本のサービスエースで30点目を挙げ、第2セットを死守した。

▲強烈なアタックを放つ中野

第3セット、先に1点目を挙げ勢いづいた中大は、15-10と5点差を付けて学芸大を突き放す。また、猛追の相手の速攻を山岸が見事にブロック、中野が華麗なスパイクを放ち、さらに点差を切り開いていく。そして24-19と中大がマッチポイントを迎えた時、鍬田の放った鋭いスパイクで25点目を奪取。鮮やかに6点差をつけ、第3セットを制した。

▲得点し声を出して喜ぶ土岐と平井

「昨日に引き続きストレートで勝てて、自分たちのバレーができていたので良かった」と富田は振り返る。リーグ戦4日目の時点で、3勝1敗。監督は「体のコンディションは悪くはないが、チームとしてまだまとまりが欠ける部分がある。チーム自体も若いので、ここから時間をかけて煮詰めていきたい」とチーム力を課題に掲げた。次回は駒大との対戦。連日のストレート勝ちの勢いで、どこまで勝ち点を伸ばせるのか、新生中大バレー部に期待が高まる。

 

◆試合結果◆

〇中大3(26ー24、30ー28、25ー19)0学芸大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部